今季の目標は?「ゴール、アシストを多く取ること」
伊東は今の日本サッカー界のトレンドを作った1人ではないだろうか。大学サッカーを経由してJリーグで活躍すると、あっという間に25歳、26歳になってしまう。ヨーロッパの多くのクラブは、「若手を育てて売る」というシステムを構築しているから、この年齢層の選手は獲得しにくいもの。
しかし伊東の活躍は、大卒中堅プレーヤーに対する欧州サッカー界の認識を改める契機となったはず。また、同じような境遇の大卒Jリーガーたちも、無意識のうちに「まだ遅くはない」と大胆に欧州に挑戦するようになったのではないか。
夢破れて日本に帰った選手は多い。しかし25歳になる目前にコルトレイク(ベルギー)に入団し、試合に絡めないことすらあったスタートからリーグ屈指のCBに成長。ヘントを経由し、3年半かけてフェイエノールトにステップアップ。怪我人続出の日本代表で今、定位置取りを狙えるところまで這い上がってきた渡辺剛という選手もいる。
ベルギーに来た頃、「もっと早くヨーロッパに来たいと思っていたのでは?」という不躾な質問(私もその質問をした)が来る都度、伊東は「自分がベストと思ったタイミングが今だった」と繰り返し答えていた。
本当にその通りだったのだろう。22年ワールドカップ・アジア予選でブレイクした伊東は、カタールでの本大会でも力を発揮し、日本サッカー史に残る偉大なサイドアタッカーになった。
しかし伊東の活躍は、大卒中堅プレーヤーに対する欧州サッカー界の認識を改める契機となったはず。また、同じような境遇の大卒Jリーガーたちも、無意識のうちに「まだ遅くはない」と大胆に欧州に挑戦するようになったのではないか。
夢破れて日本に帰った選手は多い。しかし25歳になる目前にコルトレイク(ベルギー)に入団し、試合に絡めないことすらあったスタートからリーグ屈指のCBに成長。ヘントを経由し、3年半かけてフェイエノールトにステップアップ。怪我人続出の日本代表で今、定位置取りを狙えるところまで這い上がってきた渡辺剛という選手もいる。
ベルギーに来た頃、「もっと早くヨーロッパに来たいと思っていたのでは?」という不躾な質問(私もその質問をした)が来る都度、伊東は「自分がベストと思ったタイミングが今だった」と繰り返し答えていた。
本当にその通りだったのだろう。22年ワールドカップ・アジア予選でブレイクした伊東は、カタールでの本大会でも力を発揮し、日本サッカー史に残る偉大なサイドアタッカーになった。
昨季はS・ランスの降格をなんとか阻止しようと、負傷にもかかわらず無理してプレーし続けた。今もその影響が残り、「コンディションは正直50%くらい。足の怪我は徐々に良くなってきてますが、今日はちょっと痛みが大きかった」と明かす伊東だけに、華麗なゴールこそあったものの、ポズナン戦は探り探りプレーしていた感じだ。
それでも後半、敵陣深い位置で相手ボールを刈り取った「ひとりプレッシング」の場面では「ああ、これこれ。これが伊東だ」と感じ入った。
来年のワールドカップ出場も見据えてヘンクに移籍した伊東は、9月のメキシコ戦、アメリカ戦は「移動(オークランド→コロンバス)とかはどんな感じかなというのは(確認したい)。少しだけ、ちょっと時期が違いますけれど気候も(確認事項)。なにより強い相手と試合ができる。自分たちと同じランクの国と久々にできるのは良いことだと思います」と抱負を語る。そこで日本代表スタッフとコンディションを確認し合って、今後のプランを練る(もしくは練り直す)ことになるだろう。
今季の目標を尋ねると「ゴール、アシストを多く取ること。まずは自分のコンディションを上げていくことだと思います。ワールドカップもありますし、そこに向けて最後、良い状態で迎えられれば、いいかなと思ってます」と語った伊東。この短いコメントに今季、やるべきことが、すべて詰まっていた。
取材・文●中田 徹
【動画】巧みにターン、つま先でチョン。伊東純也のヘンク復帰弾
記事:【日本代表の最新布陣】“緊急事態”の最終ラインはどうなる?守田と田中が不在のボランチは…
それでも後半、敵陣深い位置で相手ボールを刈り取った「ひとりプレッシング」の場面では「ああ、これこれ。これが伊東だ」と感じ入った。
来年のワールドカップ出場も見据えてヘンクに移籍した伊東は、9月のメキシコ戦、アメリカ戦は「移動(オークランド→コロンバス)とかはどんな感じかなというのは(確認したい)。少しだけ、ちょっと時期が違いますけれど気候も(確認事項)。なにより強い相手と試合ができる。自分たちと同じランクの国と久々にできるのは良いことだと思います」と抱負を語る。そこで日本代表スタッフとコンディションを確認し合って、今後のプランを練る(もしくは練り直す)ことになるだろう。
今季の目標を尋ねると「ゴール、アシストを多く取ること。まずは自分のコンディションを上げていくことだと思います。ワールドカップもありますし、そこに向けて最後、良い状態で迎えられれば、いいかなと思ってます」と語った伊東。この短いコメントに今季、やるべきことが、すべて詰まっていた。
取材・文●中田 徹
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