細貝社長がそう語るのは、物怖じせずに厳しい要求を突きつけられるタレントが同世代に数多くいたことも大きいだろう。彼が日本代表でプレーしていた頃は、同い年の本田圭佑、長友佑都、岡崎慎司、1つ下の槙野智章、2つ下の吉田麻也、香川真司といった個性の強い面々が揃っていて、お互いの意見をストレートに言い合うのが当たり前だった。
しかしながら、最近の若い世代はコロナ禍の影響もあって、正面切って思いを伝えることを苦手にしていると言われている。やはり「自分たちで強くなりたい」「勝ちたい」という意思を伝え合える集団にならなければ、大混戦のJ3を勝ち抜くのは難しい。少し歯がゆさも抱きつつ、細貝社長は勝ち切れないチームを見ているのではないか。
勝負どころ、真夏のホーム3連戦
「厳しい状況にはありますけど、6月以降には効果的な補強ができました。僕の古巣の1つである柏レイソルから来てくれたモハマド・ファルザン佐名はオンラインで面談して熱意を伝え、期限付き移籍を決断。7月19日の栃木シティ戦で移籍後初ゴールを奪うなど活躍を見せてくれています。
コンサドーレ札幌から来た中島大嘉は怪我をしてしまい、清水エスパルスから来た小竹知恩もまだ出番が少ないですが、育成に定評のある沖田さんがしっかり鍛えれば、必ず戦力になってくれると確信しています。
いずれにしても、今季のザスパはホームでまだ2勝しかできていない。最後に勝ったのは、3月16日のガイナーレ鳥取戦で、4か月以上も経ってしまっています。
前回も話しましたが、7~8月にはホーム3連戦がある。最初の鹿児島戦は2-3で負けてしまいましたが、子どもたちがたくさん来てくれる夏休み期間に絶対に勝利しなければいけません。それはクラブ全体にとっての最重要課題。まずはリーグ再開後にスパートをかけていきたいと思っています」
細貝社長が言うように、8月16日のFC大阪戦から一気に勝点を積み上げていかなければ、“1年でのJ2昇格”という目標は叶わない。2025年の酷暑の夏が彼らの成否を大きく左右するのは間違いないだろう。
取材・文●元川悦子(フリーライター)
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コンサドーレ札幌から来た中島大嘉は怪我をしてしまい、清水エスパルスから来た小竹知恩もまだ出番が少ないですが、育成に定評のある沖田さんがしっかり鍛えれば、必ず戦力になってくれると確信しています。
いずれにしても、今季のザスパはホームでまだ2勝しかできていない。最後に勝ったのは、3月16日のガイナーレ鳥取戦で、4か月以上も経ってしまっています。
前回も話しましたが、7~8月にはホーム3連戦がある。最初の鹿児島戦は2-3で負けてしまいましたが、子どもたちがたくさん来てくれる夏休み期間に絶対に勝利しなければいけません。それはクラブ全体にとっての最重要課題。まずはリーグ再開後にスパートをかけていきたいと思っています」
細貝社長が言うように、8月16日のFC大阪戦から一気に勝点を積み上げていかなければ、“1年でのJ2昇格”という目標は叶わない。2025年の酷暑の夏が彼らの成否を大きく左右するのは間違いないだろう。
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