前橋育英だけで100人以上のJリーガーを輩出
1年でのJ2復帰を目ざし、2025年シーズンをスタートさせたザスパ群馬。けれども、ホームで行なわれた今季J3の開幕・FC琉球戦の観客数は3452人。2024年平均を下回ったというのは、細貝萌社長代行兼GM(以下敬称略)が前回、語った通りである。
開幕節の他のゲームを見ると、たとえば栃木SC対高知ユナイテッドFC戦が6521人を記録。鹿児島ユナイテッドFC対カマタマーレ讃岐戦も6216人と、多くのファン・サポーターがスタジアムに足を運んでいる。
「群馬県民がサッカーに興味がないのかというと、僕はそうではないと捉えています。
僕の母校・前橋育英が今年正月の全国高校サッカー選手権大会で2度目の全国制覇を達成し、2月11日に前橋市内でパレードを実施したんですけど、そこに集まったのは3万人だと言われています。
僕も恩師の山田耕介先生とトークショーをやらせてもらったんですけど、凄まじい熱気を感じました。その様子を目の当たりにして、『ザスパ群馬はものすごいポテンシャルを秘めているな』と思った。やれることは、まだまだたくさんあるなと勇気をもらいましたね」と細貝は力を込める。
高校サッカー人気はもちろんのこと、群馬からは数多くのトッププレーヤーも出ている。前橋育英で細貝の先輩に当たる元日本代表の山口素弘、松田直樹を筆頭に、前橋育英だけで100人以上のJリーガーが誕生しているのだ。
開幕節の他のゲームを見ると、たとえば栃木SC対高知ユナイテッドFC戦が6521人を記録。鹿児島ユナイテッドFC対カマタマーレ讃岐戦も6216人と、多くのファン・サポーターがスタジアムに足を運んでいる。
「群馬県民がサッカーに興味がないのかというと、僕はそうではないと捉えています。
僕の母校・前橋育英が今年正月の全国高校サッカー選手権大会で2度目の全国制覇を達成し、2月11日に前橋市内でパレードを実施したんですけど、そこに集まったのは3万人だと言われています。
僕も恩師の山田耕介先生とトークショーをやらせてもらったんですけど、凄まじい熱気を感じました。その様子を目の当たりにして、『ザスパ群馬はものすごいポテンシャルを秘めているな』と思った。やれることは、まだまだたくさんあるなと勇気をもらいましたね」と細貝は力を込める。
高校サッカー人気はもちろんのこと、群馬からは数多くのトッププレーヤーも出ている。前橋育英で細貝の先輩に当たる元日本代表の山口素弘、松田直樹を筆頭に、前橋育英だけで100人以上のJリーガーが誕生しているのだ。
今季Jリーグの群馬県出身者を見ても、J1復帰を果たした横浜FCの鈴木武蔵、J1初参戦のファジアーノ岡山の田部井涼、サンフレッチェ広島のスーパールーキー中村草太など、数え上げればキリがない。育成年代の指導者もかなり熱心で、日本サッカー界での地位はかなり高い地域だと言っていい。
それだけの地域にあるクラブなのだから、もっともっと集客できる方法はあるはず。細貝自身もできるところから動き始めている。
「僕は引退後、社業や強化部の仕事の傍らで、スカパーやABEMA TVでドイツ・ブンデスリーガの解説をやらせてもらったり、メディアの取材にも積極的に応じたりしていますが、自分が表に出ることで『ザスパ群馬』というワードが必ずついてくる。結果的に自分のためにもなりますけど、クラブのためにもなるはず。ザスパの注目度アップ、群馬県のサッカー人気の掘り起こしの一助になるとも考えて、取り組んでいます。
自分が動き回ることで、もしかしたら新規スポンサーが1つでも決まるかもしれないし、1人でも多くの人がスタジアムに足を運んでくれるかもしれない。そう信じて、今は前へ前へ進んでいます」と、彼は何とかして現状を変えようと躍起になっているのだ。
元トップ選手であるセレッソ大阪の森島寛晃社長(4月からは会長)、湘南ベルマーレの坂本紘司社長なども「自分が表に出ることで多くの人々の認知度を高められるといい」と話していたが、元プレーヤーだった人物には知名度の高さ、サッカー界で培ったネットワークなど数々の利点がある。それを武器にして、細貝も自分らしい社長像を築いていくことが肝要なのだ。
【画像】サポーターが創り出す圧巻の光景で選手を後押し!Jリーグコレオグラフィー特集!
それだけの地域にあるクラブなのだから、もっともっと集客できる方法はあるはず。細貝自身もできるところから動き始めている。
「僕は引退後、社業や強化部の仕事の傍らで、スカパーやABEMA TVでドイツ・ブンデスリーガの解説をやらせてもらったり、メディアの取材にも積極的に応じたりしていますが、自分が表に出ることで『ザスパ群馬』というワードが必ずついてくる。結果的に自分のためにもなりますけど、クラブのためにもなるはず。ザスパの注目度アップ、群馬県のサッカー人気の掘り起こしの一助になるとも考えて、取り組んでいます。
自分が動き回ることで、もしかしたら新規スポンサーが1つでも決まるかもしれないし、1人でも多くの人がスタジアムに足を運んでくれるかもしれない。そう信じて、今は前へ前へ進んでいます」と、彼は何とかして現状を変えようと躍起になっているのだ。
元トップ選手であるセレッソ大阪の森島寛晃社長(4月からは会長)、湘南ベルマーレの坂本紘司社長なども「自分が表に出ることで多くの人々の認知度を高められるといい」と話していたが、元プレーヤーだった人物には知名度の高さ、サッカー界で培ったネットワークなど数々の利点がある。それを武器にして、細貝も自分らしい社長像を築いていくことが肝要なのだ。
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