実際、日本代表の守備陣を見ると、冨安健洋、伊藤洋輝(バイエルン)が長期離脱中。トッテナムに移籍したばかりの高井幸大も、足底腱膜の負傷で数週間の離脱を強いられ、8月16日のプレミアリーグ開幕・バーンリー戦に間に合わなさそうだ。
仮に回復が早まったとしても、いきなりレギュラーを掴めるとは限らない。それは、同じく新天地に赴いた町田浩樹(ホッフェンハイム)、渡辺剛(フェイエノールト)も同様だ。すでに新シーズンが開幕したシント=トロイデンの谷口彰悟は27日のヘント戦ではスタメンを外れており、欧州組のCB陣は不安要素が多いのだ。
サイドバックやウイングバックについては、サウサンプトンに移籍した菅原由勢はチャンピオンシップ(英2部)が戦いの舞台になり、橋岡大樹(スパルタ・プラハ)も欧州5大リーグ以外にプレー環境を求めたことで、どういう軌跡を辿るか未知数だ。
森下龍矢(レギア・ワルシャワ)や国内組の望月ヘンリー海輝(町田)のような人材もいるが、いずれも1年後にどうなっているか想像がつかない。それは関根にしても同様だが、リーグ・ドゥに参戦したとしても、本人が言うような圧倒的な存在感を残すことができれば、代表で確かな地位を築けるかもしれない。そのためにも彼は前へ前へと突き進むしかないのだ。
「一瞬一瞬に賭けてプレーしないと」
リーグ・ドゥにはポテンシャルを秘めた屈強な選手が多いと見られる。フィジカル色はむしろ2部の方が強いかもしれない。そこで確実に1対1で止められる守備力を養うことができれば、W杯本番で重宝されるかもしれない。かつての長友佑都(FC東京)のような“エースキラー”を目指して、関根にはこの1年間、すべてを賭けて取り組んでほしい。
「(プレーオフでメスに負けた5月30日の試合では)地獄みたいな経験をしました。あんなに簡単に人生が変わるんだなっていうのは感じましたし、そのくらい一瞬一瞬に賭けてプレーしないと、本当に後々、後悔することになると、あの試合を通して感じました」
本人も神妙な面持ちで語っていたが、苦い過去を無駄にしてはいけない。あの修羅場の経験を活かし、関根は苦境から這い上がれるのか。彼にはW杯メンバー滑り込みに向け、できる限りのことをやり抜いてもらいたいものである。
取材・文●元川悦子(フリーライター)
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