遠藤航が所属するリバプールは7月30日、J1の横浜F・マリノスと日産スタジアムで対戦。55分に先制を許したものの、62分に新加入のフロリアン・ヴィルツのゴールで追いつくと、その後も2点を挙げ、3-1で逆転勝利を収めた。
この試合でハーフタイムに2人を代えたリバプールは、60分に満を持して遠藤を投入。主将のフィルジル・ファン・ダイクと交代でCBに入り、そのままキャプテンマークも引き継いでプレーする。そして、その3分後に一挙7人を交代させるという、異例とも言える選手起用を行なった。
なぜ、遠藤だけ3分早く投入し、さらに腕章を託したのか。アルネ・スロット監督は試合後の会見で、「他の選手たちよりも先にエンドウを出場させたのは、昨シーズンのリーグ優勝への彼の貢献を考えると、誰よりもその評価に値すると思ったからだ」と理由を説明した。
「誰もがモハメド・サラー、ルイス・ディアス、コディ・ガクポ、フィルジル・ファン・ダイクら、多くのゴールを決めた選手などを話題にしていた。だが、おそらく誰も気づかなかったのは、コンスタントな出場機会に恵まれなかった選手たちが、いかに自分の役割をうまく受け入れていたかということだ。エンドウはその最たる例だろう」
「リーグ優勝の大きな要因だった」遠藤航を絶賛したリバプール指揮官はなぜ日本で“異例の起用”をし、主将を託したのか「誰もがサラーやファン・ダイクの話をしていたが…」
カテゴリ:海外日本人
2025年07月31日
「誰よりもその評価に値する」
オランダ人指揮官は「彼は、1分、2分、3分、4分、5分、10分、15分と、どんな出場時間でも、常にチームのためにそこに存在していた。それが昨シーズンのリーグ優勝の大きな要因となった。今日、日本のファンから称賛されるのは、彼にふさわしいものだった。キャプテンマークを巻くことで少しでも彼の力になれたなら嬉しい。彼はまさにその栄誉に値する選手だからね」と賛辞を続けた。
日本代表キャプテンへの最大級のリスペクトが、異例の投入という形で示されたのだった。
取材・文●江國森(サッカーダイジェストWeb編集部)
【記事】「お前、選手か?スタッフか?」元日本代表主将が“屈辱”の経験。ホームの練習施設から追い出され…
【記事】「本当に日韓戦なのか」アウェー韓国のスタジアムで目にした“異様な光景”【現地発】
【画像】長澤まさみ、広瀬すず、今田美桜らを抑えての1位は? Jリーガーが好きな女性タレントランキングTOP20を一挙紹介
日本代表キャプテンへの最大級のリスペクトが、異例の投入という形で示されたのだった。
取材・文●江國森(サッカーダイジェストWeb編集部)
【記事】「お前、選手か?スタッフか?」元日本代表主将が“屈辱”の経験。ホームの練習施設から追い出され…
【記事】「本当に日韓戦なのか」アウェー韓国のスタジアムで目にした“異様な光景”【現地発】
【画像】長澤まさみ、広瀬すず、今田美桜らを抑えての1位は? Jリーガーが好きな女性タレントランキングTOP20を一挙紹介