鹿児島の最大のストロングポイントは、攻撃陣に個人能力の高い選手を揃えていることだ。この日、2トップで先発した河村と近藤は力強さを強く押し出し、しっかりと起点を作りながら得点機を演出していた。
彼らと後半に代わったアンジェロッティと米澤令衣はそれぞれ5点、1点を取っているが、ベンチに置いておくのがもったいないくらいの迫力と鋭さが見て取れた。
そればかりではなく、決勝点を叩き出した快足ウイングの福田も今季5ゴール。1点目を奪った圓道、2点目を挙げた田中も違いを作れる人材である。
多彩なタレントを擁している点は大きなアドバンテージ。得点ランキングで上位にいる選手はいないが、チームとして様々な形から点を取れる集団になりつつあるのは間違いないだろう。
「終盤に向けて新たなチャレンジが必要になってくる」
その長所を研ぎ澄ませて、失点数を減らしていければ、勝点6差の自動昇格圏に浮上できる可能性も少なからずある。そんなポジティブな印象を与えたのは確かだ。
「僕は町田ゼルビアにいた2014、15年にJ3を経験していますけど、20チームになったことを含め、リーグのレベルはかなり上がっている。簡単に勝てなくなっているのも事実です。各クラブにそれぞれのスタイルがあるなか、ここで勝ち切るためには1年間、同じことをしていてはダメ。終盤に向けて新たなチャレンジが必要になってくると思います」
相馬監督は神妙な面持ちで語っていたが、FWやMFの組み合わせに変化をつけるなど、積極的なトライを続けていくことが肝要だ。
目に見える成果を手にするために、54歳になった指揮官は前へ前へと突き進んでいく覚悟だ。今後の動向を興味深く見守りたい。
取材・文●元川悦子(フリーライター)
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目に見える成果を手にするために、54歳になった指揮官は前へ前へと突き進んでいく覚悟だ。今後の動向を興味深く見守りたい。
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