シモンズ本人はプレミア移籍に強い関心か
補強と同時進行で、人員整理も進んでいる。
契約満了でジョルジーニョとパーティ、キーラン・ティアニーを放出。日本代表DF冨安健洋に関しては、契約を1年残しながらも双方合意のもとで退団が決まった。さらにオレクサンドル・ジンチェンコもフルアムを含めて移籍話が進んでおり、クラブは移籍金を獲得して資金の循環を図る構えだ。
ただ現時点において、アルテタ監督は「人員が足りない。市場で選手を探している。層の厚さと質の両方を向上させなければならない」と語り、今年3月に新たに就任したスポーティング・ディレクターのアンドレア・ベルタも「これで終わりではない」と補強の継続を示唆している。
そんななか、ギェケレシュとモスケラに加えて獲得候補として浮上しているのが、ライプツィヒ所属のオランダ代表シャビ・シモンズ。英『スカイスポーツ』によると、シモンズ本人はライプツィヒからの退団を希望し、プレミアリーグ移籍に強い関心を抱いているという。
移籍金はおよそ7000万ポンド(約139億円)とされており、現時点ではチェルシーが交渉で優位に立っていると報じられている。しかし、アーセナルもこの交渉に関与しているとされ、マデゥエケの移籍を仲介した代理人アリ・バラット氏がシモンズのコンサルタントを務めていることから、獲得の可能性は残されているようだ。
シモンズはトップ下やインサイドMF、両翼でもプレー可能で、もし加入が実現すれば中盤の陣容は一段と充実するはずだ。
また冨安を放出し、ジンチェンコにも退団の話がある左SBの補強についても、打診が行なわれている模様。アルテタ監督とベルタSDは、この夏の市場で果たしてどう動いていくか。
少なくとも移籍金6350万ポンドとされるギェケレシュと、移籍金1700万ポンド(約34億円)と伝えられるモスケラの獲得が決まれば、この時点でアーセナルが夏に投下した補強費は「2億ポンド」(約398億円)を超える。当然、3季連続の2位で涙を飲んだアーセナルサポーターには「いよいよ頂点を」との気運も高まるだろう。
契約満了でジョルジーニョとパーティ、キーラン・ティアニーを放出。日本代表DF冨安健洋に関しては、契約を1年残しながらも双方合意のもとで退団が決まった。さらにオレクサンドル・ジンチェンコもフルアムを含めて移籍話が進んでおり、クラブは移籍金を獲得して資金の循環を図る構えだ。
ただ現時点において、アルテタ監督は「人員が足りない。市場で選手を探している。層の厚さと質の両方を向上させなければならない」と語り、今年3月に新たに就任したスポーティング・ディレクターのアンドレア・ベルタも「これで終わりではない」と補強の継続を示唆している。
そんななか、ギェケレシュとモスケラに加えて獲得候補として浮上しているのが、ライプツィヒ所属のオランダ代表シャビ・シモンズ。英『スカイスポーツ』によると、シモンズ本人はライプツィヒからの退団を希望し、プレミアリーグ移籍に強い関心を抱いているという。
移籍金はおよそ7000万ポンド(約139億円)とされており、現時点ではチェルシーが交渉で優位に立っていると報じられている。しかし、アーセナルもこの交渉に関与しているとされ、マデゥエケの移籍を仲介した代理人アリ・バラット氏がシモンズのコンサルタントを務めていることから、獲得の可能性は残されているようだ。
シモンズはトップ下やインサイドMF、両翼でもプレー可能で、もし加入が実現すれば中盤の陣容は一段と充実するはずだ。
また冨安を放出し、ジンチェンコにも退団の話がある左SBの補強についても、打診が行なわれている模様。アルテタ監督とベルタSDは、この夏の市場で果たしてどう動いていくか。
少なくとも移籍金6350万ポンドとされるギェケレシュと、移籍金1700万ポンド(約34億円)と伝えられるモスケラの獲得が決まれば、この時点でアーセナルが夏に投下した補強費は「2億ポンド」(約398億円)を超える。当然、3季連続の2位で涙を飲んだアーセナルサポーターには「いよいよ頂点を」との気運も高まるだろう。
ただ、十分な選手補強が優勝に直結するとは限らない。過去にも、資金だけを投下してタイトルに結びつかなかったケースはいくらでもある。実際にアーセナルも、昨夏に1億ポンド以上(約198億円)を費やしたにもかかわらず、最終的に2位に終わった。
また昨季の覇者リバプールは、すでに市場で2億ポンドに迫る資金を投下している。王者も、連覇に向け抜かりはない。
その意味で大事なのは「選手間の連係向上」と「負傷者を減らしたうえで、シーズンを最後まで戦い抜ける十分な選手層」。選手層については、実績十分のGKケパの補強が、そうした戦略の一端として捉えることができよう。
プレミアリーグ開幕まであと3週間強、さらに市場閉幕まで1か月あまりとなった現時点で言えるのは、アーセナルが2004年以来のリーグ優勝に向け、確実に布石を打ち続けているということ。
アルテタ監督は語る。
「我々は非常に重要な選手と契約してきた。ただ、それだけでは不十分。我々は、もう一段上のレベルに進まなければならない。チームの全員が、その必要性を強く感じている」
3季連続の2位という悔しさをバネに、新シーズンでもう一歩、アルテタ体制は前に踏み出せるか。
取材・文●田嶋コウスケ
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その意味で大事なのは「選手間の連係向上」と「負傷者を減らしたうえで、シーズンを最後まで戦い抜ける十分な選手層」。選手層については、実績十分のGKケパの補強が、そうした戦略の一端として捉えることができよう。
プレミアリーグ開幕まであと3週間強、さらに市場閉幕まで1か月あまりとなった現時点で言えるのは、アーセナルが2004年以来のリーグ優勝に向け、確実に布石を打ち続けているということ。
アルテタ監督は語る。
「我々は非常に重要な選手と契約してきた。ただ、それだけでは不十分。我々は、もう一段上のレベルに進まなければならない。チームの全員が、その必要性を強く感じている」
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