試合後、偽らざる本音を吐露した俵積田。E-1だけでなく、ワールドカップのアジア最終予選を戦った6月シリーズでも日本代表に招集されたことで、彼のプロ意識、高みを目ざすマインドは確実に変化している様子だ。
それを後押ししてくれる先輩たちがFC東京に数多くいることは、大きなプラス要素だろう。6月にハノーファーから古巣復帰した室屋成が背後に陣取り、サポートしてくれたのは特筆すべき点。果敢にアタックできる環境が整ったのは確かだ。
「成君は『どんどん行け』と言ってくれました。守備で絶大な信頼があるんで、自分がボールを取られても問題ないという思い切った気持ちで前へ出ていける。それはすごく大きいですね」と、俵積田は感謝したが、そういうチームメイトの力も借りながら、成長曲線を引き上げていくことが肝要だ。
求められる若手の台頭
今回のFC東京は長友、森重真人、室屋、橋本拳人と30代のメンバーがチームをリードする格好になっていたが、やはり俵積田のような20代前半の若手の台頭がより一層、求められてくる。
彼自身、浦和戦ではゴールやアシストという結果を残すことはできなかったが、中断明けの8月以降は「俵積田のチーム」になるように、存在感を引き上げる努力を続けてほしいものである。
取材・文●元川悦子(フリーライター)
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