先のE-１選手権で２大会連続３度目の優勝を果たした日本代表。東アジアのタイトルを手にしたオール国内組のメンバーで、欧州移籍が噂される選手がいる。山田新はスコットランドのセルティック加入が間近と言われ、原大智はイングランドのバーミンガムがリストアップしているとの報道がある。

　一連の流れに、韓国メディア『スポーツ朝鮮』は７月19日付で「また日本人、日本人、日本人、日本人！ 日本代表でたった１試合しか出場していないのに...英親日クラブが横取り、“近日中にメディカル予定”」と題した記事を配信。E-１でA代表デビューを飾った山田を「最前線で賢く、力強い選手として評価されている」と紹介し、自国の選手を引き合いに出して、次のように記す。

「山田の加入を控えるセルティックは、これまで着実に日本人選手を迎え入れ、成果を収めている。古橋亨梧、前田大然、旗手怜央などが大活躍。現在も前田や旗手をはじめ、稲村隼翔の３人がプレーしている。

　山田が合流すれば、４人の日本人選手がセルティックで活躍することになる。韓国人選手の状況とは対照的だ。サブとして定着したヤン・ヒョンジュンを除けば、クォン・ヒョクギュは手放されるかもしれない」
 

　続けて同メディアは「日本人選手たちのイギリスサッカー進出は着実に増えている」とし、「京都の原大智は最近、バーミンガムの関心を受けていることが分かった」と、長身ストライカーの動向にも注目した。

「バーミンガムにはすでに日本人選手が３人いる。昨年にペク・スンホと一緒に主力を張った岩田智輝のほか、古橋亨梧、藤本寛也を手に入れた。原が加われば、バーミンガムも計４人の日本人選手が１つのチームでプレーすることになる」

　欧州クラブで多くの“サムライ”たちが評価され、研鑽を積む。記事は「E-１の優勝に加え、日本代表チームにプラスになるような移籍のニュースが絶えない」との見解で締めくくられた。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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