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韓国の徹底したサイドアタックに要警戒!“根性論”も大事? 長友は「圧に負けない強い気持ち」を強調【E-1】

カテゴリ:日本代表

元川悦子

2025年07月14日

「まずはその勢いに飲まれないことですね」

中国戦から中2日。ディフェンディングチャンピオンの森保Jが連覇をかけて最終決戦に臨む。写真:梅月智史(サッカーダイジェスト写真部/現地特派)

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 中国戦を見る限りでも、右ウイングバックのキム・ムンファン(大田)、左ウイングバックのイ・テソク(浦項)の突破力と推進力が目立っていたし、彼らの折り返しにシャドーやボランチが飛び込んできて、数多くのフィニッシュのチャンスを作っていた。

 となれば、日本もFW陣を封じるだけでなく、相手の飛び出しやスペースへの進入も確実に対応することが重要だ。そこはボランチ陣とも意思疎通をより密にすることが肝要。稲垣祥(名古屋)と川辺駿(広島)という計算できる2人が陣取る可能性が高いだけに、荒木と川辺の広島コンビを中心に「韓国にやりたいことをやらせない守備」というのを具現化すべきである。

「向こうももちろん負けられないし、ホームの勢いを使って前半から仕掛けてくると思う。まずはその勢いに飲まれないことですね。とにかく『気持ち、気持ち』って根性論のように聞こえてね、『長友はまた根性論』みたいのを言ってんのか』って思われるかもしれないですけど、本当にそれが大事。その圧に負けない強い気持ちで戦うことが、日韓戦では非常に大事になると思います」
 
 今大会のキャプテンである38歳の長友佑都(FC東京)も語気を強めていたが、本当に局面の一つひとつのバトルを制することができるか否かが勝負を分けるに違いない。

 今大会に参戦している選手たちは、欧州組も加わって9月以降に本格的な強化がスタートする日本代表に“昇格”したいという思いが強いはず。それを実現しようと思うなら、まずは韓国戦の勝利、優勝はマストだ。そのうえで、傑出した働きを見せた人材だけが高い領域に辿り着ける。

 特に守備陣に関しては目下、冨安健洋が長期離脱でアーセナルを退団。伊藤洋輝(バイエルン)も怪我が続くなど、不安要素が少なくないだけに、今回のメンバーから滑り込む選手が出てほしい。それが荒木なのか、それとも安藤、古賀あたりなのか。それを真剣に見極める必要がありそうだ。

取材・文●元川悦子(フリーライター)

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