７月13日に開催されたE-１選手権（東アジア選手権）の第２戦で、３連覇を目指す日本女子代表が開催国の韓国と華城で対戦。１－１のドローに終った。
前半は相手を押し込んだなでしこジャパンは37分、愛川陽菜のパスを受けたMF成宮唯のゴールで先制に成功する。
しかし、後半は防戦一方となり、なんとか耐えて終盤を迎えたものの、86分に被弾し、連勝はならなかった。
「日本のディフェンスがまったく対応できていなかった」
対戦した韓国の記者は、この試合をどう評価したのか。現場で取材していた著名なフリーのジャーナリスト、ホン・ジェミン記者は、驚いた様子だった。
「後半、日本が何もできなかったのには驚きました。韓国がスペースにどんどんパスを入れて、競り合いにも勝ち、日本のディフェンスがまったく対応できていなかった」
同記者は、「日本がポゼッションで圧倒されるなんて考えられない。後半はまるで韓国が日本のようでした」と試合を振り返った。
国内組主体のメンバーとはいえ、ボールを持てるはずの日本が、完全に押し込まれる展開になるとは予期していなかったようだ。
取材・文●江國森（サッカーダイジェストWeb編集部／現地特派）
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