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「良い時の自分でした」好感触を得た代表デビュー戦。田中聡はさらなる高みを目ざし「もっと圧倒的な違いを出していかないと」【E-1】

カテゴリ:日本代表

元川悦子

2025年07月13日

憧れの遠藤航の背中を追いかけて

今季から広島でプレー。J1で上位に絡むチームで奮闘を続けている。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

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 次の大一番は稲垣&川辺駿(広島)という初戦のボランチコンビの出場が有力視されるが、田中と川辺という広島コンビの抜擢もないとは言えないだろう。

 川辺も「聡とは広島でずっとやってますし、自分も一緒にボランチを組んで、稲垣君と同様やりやすさを感じている。良い選手ですし、人にハードに行ける良さがある」と信頼を寄せている様子だった。

 最後尾のGK大迫敬介、DF荒木隼人らを含め、センターラインを広島勢で固めるというのも次戦に向けての一案。そうなれば、田中はもっともっとアグレッシブに戦えるのではないか。
 
 いずれにせよ、今回の代表デビュー戦の好感触をこの先につなげなければ意味がない。森保ジャパンに定着するためには、さらに高い基準を追い求めるしかない。

「よく自分も(周りと)比べちゃいますけど、あんまり比較しすぎても良いことはない。気になりますけど、自分のペースでやるべきことをしっかりやっていけば、チャンスが見えてくると思う。焦らずやっていきたいです」と本人も地道な努力を心がけている。

「今日のパフォーマンスでは海外組の中には絶対に入っていけない。もっと圧倒的な違いを代表でもチームでも出していかないといけない」とも話したが、田中自身もやるべきことを明確に理解している。

 レフティという利点も活かし、この日のように攻撃面で違いを作る回数を増やせれば、高い領域に近づくはず。憧れの遠藤航(リバプール)の背中を一気に追い上げるくらいの勢いを見せるべく、中国戦の一歩を大事にしてほしい。

取材・文●元川悦子(フリーライター)

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