【広島】浅野の後釜はかつてのシンデレラボーイ!? 皆川佑介の悲壮なる決意

カテゴリ:Jリーグ

小田智史(サッカーダイジェスト)

2016年07月21日

「諦めたらそこで終わり。また自分を奮い立たせて頑張っていきたい」

「努力すればいつか必ず報われる」を地で行く。一度は終わった“シンデレラストーリー”は、「新章」に突入するのか。 写真:茂木あきら(サッカーダイジェスト写真部)

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 森保一監督の心を掴み、ポジションを奪うには、やはりゴールという結果を残すしかないだろう。振り返れば、皆川は決してエリートではない。中学、高校、大学、そして広島といずれも底辺からのスタートだった。しかし、努力を重ね、これまでチャンスをモノにしてきた自信を原動力に変えて、プロに、そして日本代表へと上り詰めた。再びやってやれないことはないはずだ。
 
「最後のクオリティ、決定力を地道にコツコツと磨いてきた結果が、今につながったと思います。諦めたらそこで終わり。下を向かず、『努力すればいつか必ず報われる』という想いを胸に、また自分を奮い立たせて頑張っていきたい」
 
 一度は終わった“シンデレラストーリー”が、「新章」に突入する瞬間が待ち遠しい。
 
取材・文:小田智史(サッカーダイジェスト編集部)

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