さらに佐久間悟GM兼監督は、「今までの外国籍選手に比べると、ボディコンタクトした後のボールを粘り強くマイボールにする力があり、前を向いてのシュートもある」とも評している。
能力の高さの片鱗は窺える半面、１試合を戦った段階で、「合格」と判断するのは早計だろう。しかし、クリスティアーノを失い攻撃力が低下したチームの起爆剤になり得る可能性は、限られたチャンスを活かし、勝負強さを発揮したこの日の姿からも十分に感じられる。
今後真価が問われるのは、対戦相手からの研究が進んだ時にどう振る舞えるかだろう。味方とのコミュニケーションを改善しながら、よりマークが厳しくなるなかでも沈黙せずにいられればチームに明るい光を灯すことになるはずだ。
取材・文：橋本 啓（サッカーダイジェスト編集部）
対戦相手からの研究が進んだ時にどう振る舞えるか。
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