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「ずっと憧れ。大好きなのは父です」「ボロボロになるまでやりたい」水沼宏太が目ざし続ける100点満点。会ってみたい人の答えはかなり予想外

カテゴリ:海外日本人

有園僚真(サッカーダイジェストWeb編集部)

2025年06月20日

「間違いなくレベルは上がっている。だから限界が見えてこない」

父・貴史氏は小さい頃から憧れの存在だ。「一緒に有名になる」という夢がある。(C)SOCCER DIGEST

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 Jリーガーの平均引退年齢は26歳と言われるなか、水沼は今なお最前線で走り続け、30代中盤で海外挑戦を果たした。

 あくまで、まだ途中のキャリアを振り返った時に、自己評価は何点になるのだろうか。

「自分のプレースタイル的にも、移籍を繰り返したり、年齢を重ねていくことで間違いなくレベルは上がっていると思います。だから自分の中では限界が見えてこないし、『まだまだ』ってところがあるので、点数を付けるのはちょっと難しいです。

 30歳の時にマリノスに帰ってきて、大体30になったら年齢を取り上げられることが多くなりますけど、そこから自分のキャリアがまた向上した自負があります。それでもまだまだ100点には全然届いていないので、そこに向かってやれたらいいなと思います」
 
 目に入るのは、今なすことのみ。セカンドキャリアのビジョンはまだ見えていない。

「見えてきているものは特にないです。とにかく、ボロボロになるまでやりたいので、サッカーをできる限り続けて、その先にまた見えてくるのかな。『あっ俺、これの方が向いてるかな』『これやりたいなみたいな』ものが絶対出てくると思うので、そこもまた新しい自分を見つけに行く過程の中で見つけられたらいいなと思います」

 とにかく我武者羅に、「もっともっと」――。それが唯一無二のチャレンジャー、水沼宏太の生きる道だ。

取材・構成●有園僚真(サッカーダイジェストWeb編集部)

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