「まだ莉旺君のように絶対的な存在にはなれていない」
高橋がCBでプレーするようになったのは高校からで、FC東京U-15深川時代は左サイドバックだった。慣れないポジションで、見本になるのが高校屈指のCBだった田所だったことが、高橋にとって幸運とも言えた。
向上心と学ぶ意欲も掛け合わさって、CBとして力を磨いていくと、今年はその田所が背負った20番を引き継いだ。藤倉寛監督からユニホームを渡された時、「莉旺君の跡を継ぐからこそ、今年はディフェンスリーダーにならないといけないと責任を感じました」と覚悟を固めたことで、精神的にさらに逞しくなった。
向上心と学ぶ意欲も掛け合わさって、CBとして力を磨いていくと、今年はその田所が背負った20番を引き継いだ。藤倉寛監督からユニホームを渡された時、「莉旺君の跡を継ぐからこそ、今年はディフェンスリーダーにならないといけないと責任を感じました」と覚悟を固めたことで、精神的にさらに逞しくなった。
「センターバックはサイドバックよりも守備の要で、背負う責任が違います。やればやるほどそれを感じるし、後ろ向きになって対応しなければいけない部分で、クリアが小さくなったり、裏のボールをバウンドさせたりしてしまうこともあるので、もっと予測や技術でカバーできるようにならないといけない。まだ莉旺君のようにこのチームにとって絶対的な存在にはなれていないと思うからこそ、もっと自覚を持ってやっていかないと」
インターハイではより逞しくなった姿と、変幻自在の左足のキックで全国の強豪たちのディフェンスラインに穴を空ける存在として脅威になるべく――希少価値の高い左利きのCBは、お手本となる偉大な先輩の背中を追いかけて、さらなるスケールアップを図ろうとしている。
取材・文●安藤隆人(サッカージャーナリスト)
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