もう1人、18歳の佐藤龍之介という候補者も
一方、右に関しては、2023年と24年の代表戦に2試合に出場している森下龍矢(レギア・ワルシャワ)が最有力と見られる。彼は24年1月のポーランド移籍後、右MFやシャドーなど前目のポジションを担うことが多いだけに、攻撃的右ウイングバックとしてのタスクは十分にこなせるだろう。
むしろ気になるのは守備面。それは過去に招集された時にも課題とされた部分である。ただ、他の欧州組の選手同様、森下もポーランドで屈強な相手と対峙することで、1対1の守備力や競り合い、デュエルの部分に磨きをかけてきた。そのあたりをしっかりと示せれば、インドネシアに簡単にチャンスを作らせることはないはずだ。
1年半ぶりの代表戦で目覚ましい進化を見せられれば、平河と同様にサバイバルに残る布石を打てるかもしれない。そうなるように、自分自身をコントロールすることが肝要だろう。
むしろ気になるのは守備面。それは過去に招集された時にも課題とされた部分である。ただ、他の欧州組の選手同様、森下もポーランドで屈強な相手と対峙することで、1対1の守備力や競り合い、デュエルの部分に磨きをかけてきた。そのあたりをしっかりと示せれば、インドネシアに簡単にチャンスを作らせることはないはずだ。
1年半ぶりの代表戦で目覚ましい進化を見せられれば、平河と同様にサバイバルに残る布石を打てるかもしれない。そうなるように、自分自身をコントロールすることが肝要だろう。
そしてもう1人、18歳の佐藤龍之介(岡山)という候補者がいる。彼の場合は代表ではシャドーがメインと見られ、7日のシュートやゲーム形式の練習時もインサイドのポジションに陣取っていることが多かった。
それでも、「18歳で勝負するポジションを決める必要はない」と本人も語気を強める通り、どこで使われても貪欲に向かう覚悟を持っているのは間違いない。実際、6月1日の湘南ベルマーレ戦では右サイドでスタートして先制点も奪っている。その好調ぶりを森保監督がどう判断するのか。そこも見どころだ。
このような複数の人材の中で、代表のコアグループに昇格してくるのは一体、誰なのか。ご存じの通り、右ウイングバックには伊東純也(S・ランス)と堂安律(フライブルク)という絶対的な存在がいるし、左も三笘という看板スターが陣取っている。それ以外にも有力選手がいるだけに、新戦力が割って入るのは簡単なことではない。
だからこそ、インドネシア戦で起用された選手は持てる力を出すことに集中するしかない。前回の平河を良い見本にして、サプライズを起こしてほしいところ。本大会に向けて現主力級の牙城を崩すような新顔の台頭は大歓迎だ。
取材・文●元川悦子(フリーライター)
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それでも、「18歳で勝負するポジションを決める必要はない」と本人も語気を強める通り、どこで使われても貪欲に向かう覚悟を持っているのは間違いない。実際、6月1日の湘南ベルマーレ戦では右サイドでスタートして先制点も奪っている。その好調ぶりを森保監督がどう判断するのか。そこも見どころだ。
このような複数の人材の中で、代表のコアグループに昇格してくるのは一体、誰なのか。ご存じの通り、右ウイングバックには伊東純也(S・ランス)と堂安律(フライブルク)という絶対的な存在がいるし、左も三笘という看板スターが陣取っている。それ以外にも有力選手がいるだけに、新戦力が割って入るのは簡単なことではない。
だからこそ、インドネシア戦で起用された選手は持てる力を出すことに集中するしかない。前回の平河を良い見本にして、サプライズを起こしてほしいところ。本大会に向けて現主力級の牙城を崩すような新顔の台頭は大歓迎だ。
取材・文●元川悦子(フリーライター)
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