鮮烈な印象を残したのは平河
6月5日のオーストラリア戦を0-1で落とし、2026年北中米ワールドカップ・アジア最終予選で初黒星を喫した日本代表。
「結果を見ればやっぱり悔しかった」と2024年パリ五輪で日本代表のキャプテンを務めた藤田譲瑠チマ(シント=トロイデン)も言うように、チャンスを与えられた新戦力は不完全燃焼感を抱いている様子。ここからどう巻き返すかを真剣に考えているはずだ。
6日に帰国したチームは7日から大阪で再始動。10日には予選ラストのインドネシア戦に向かうことになる。本大会抽選会のポッド分けを考えても、これ以上、FIFAポイントを失うわけにはいかない。森保一監督も次戦の陣容をどうするか熟考しているに違いない。
そこでフォーカスしたいのが、両ウイングバック。前回は初キャップの俵積田晃太(FC東京)と平河悠(ブリストル・シティ)が左右で先発。左は後半途中から中村敬斗(S・ランス)が出る形だった。
鮮烈な印象を残したのは平河。「(既存戦力に)割って入るためには、まず自分のパフォーマンスを出すことが大事だと思っていた」と本人も冷静にコメントしていたが、生き残りに一歩近づいたのは確か。他のウイングバックにも刺激を受けて、アグレッシブに次戦に向かってくれれば理想的だ。
「結果を見ればやっぱり悔しかった」と2024年パリ五輪で日本代表のキャプテンを務めた藤田譲瑠チマ(シント=トロイデン)も言うように、チャンスを与えられた新戦力は不完全燃焼感を抱いている様子。ここからどう巻き返すかを真剣に考えているはずだ。
6日に帰国したチームは7日から大阪で再始動。10日には予選ラストのインドネシア戦に向かうことになる。本大会抽選会のポッド分けを考えても、これ以上、FIFAポイントを失うわけにはいかない。森保一監督も次戦の陣容をどうするか熟考しているに違いない。
そこでフォーカスしたいのが、両ウイングバック。前回は初キャップの俵積田晃太(FC東京)と平河悠(ブリストル・シティ)が左右で先発。左は後半途中から中村敬斗(S・ランス)が出る形だった。
鮮烈な印象を残したのは平河。「(既存戦力に)割って入るためには、まず自分のパフォーマンスを出すことが大事だと思っていた」と本人も冷静にコメントしていたが、生き残りに一歩近づいたのは確か。他のウイングバックにも刺激を受けて、アグレッシブに次戦に向かってくれれば理想的だ。
そのうえで、森保監督が「次は確実に勝ちにいく」と考えるなら、左は実績に秀でる中村が有力。オーストラリア戦では本来の力を出し切れていなかっただけに、本人も燃えているはず。フランスで磨き上げた得点力を遺憾なく発揮すべきだ。
ただ左に関しては、パリ五輪代表の三戸舜介(スパルタ)という選択肢もある。今回の代表活動で彼はこの位置に入っており、本人もオランダでやってきた外からの打開とフィニッシュを示せると鼻息を荒くしている。
「カットインからロングシュートだったり、引いた相手に対してのシュート力を見せたいですね。あと裏抜けっていうのは自分の特長。ドリブルは三笘(薫)さん(ブライトン)だったり、タワ(俵積田)も特長ですけど、自分もそうなので、出したいです。仲の良い平河選手が前回、『シュート2本打つ』と言って実践したのなら、僕も2本は打ちたいです」と三戸は笑顔でコメント。チャレンジャー精神を押し出していく構えだ。
そういうフレッシュな人材がいるだけに、代表戦11試合連続ベンチ外の長友佑都(FC東京)の出場はやや厳しいかもしれない。「森保さんに自分を選ばせないといけない」と、彼は7日の練習後に危機感を強調。最終予選ベンチ入りゼロだけは回避したいという強い思いをにじませていた。
今回は敗戦直後で、「長友のような百戦錬磨のベテランを出して引き締めを図る」との考え方も森保監督の中にあるかもしれないが、果たしてどうなのか。インドネシア戦の左ウイングバックは“三つ巴の争い”になりそうだ。
【画像】日本代表のオーストラリア戦出場16選手&監督の採点・寸評を一挙紹介! 最高点は対人の強さを発揮したCB。代表デビュー組の評価は?
ただ左に関しては、パリ五輪代表の三戸舜介(スパルタ)という選択肢もある。今回の代表活動で彼はこの位置に入っており、本人もオランダでやってきた外からの打開とフィニッシュを示せると鼻息を荒くしている。
「カットインからロングシュートだったり、引いた相手に対してのシュート力を見せたいですね。あと裏抜けっていうのは自分の特長。ドリブルは三笘(薫)さん(ブライトン)だったり、タワ(俵積田)も特長ですけど、自分もそうなので、出したいです。仲の良い平河選手が前回、『シュート2本打つ』と言って実践したのなら、僕も2本は打ちたいです」と三戸は笑顔でコメント。チャレンジャー精神を押し出していく構えだ。
そういうフレッシュな人材がいるだけに、代表戦11試合連続ベンチ外の長友佑都(FC東京)の出場はやや厳しいかもしれない。「森保さんに自分を選ばせないといけない」と、彼は7日の練習後に危機感を強調。最終予選ベンチ入りゼロだけは回避したいという強い思いをにじませていた。
今回は敗戦直後で、「長友のような百戦錬磨のベテランを出して引き締めを図る」との考え方も森保監督の中にあるかもしれないが、果たしてどうなのか。インドネシア戦の左ウイングバックは“三つ巴の争い”になりそうだ。
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