「強烈な危機感を抱きました」
だが、プレミアEAST第7節の東京ヴェルディユース戦後に左足首を負傷し、第8節の市立船橋戦、第9節の青森山田戦はベンチ外となった。この時、スタメンで出場していたのは、同級生で昨年にU-17日本代表に選出された経歴のあるGK丸山ジェフリーで、ずば抜けた身体能力と的確なコーチングでゴールを守り、チームは2試合で1失点と2連勝を飾った。
「ジェフリーは僕が出ている時にいつもサポートしてくれるので、今度は僕がサポートをする番だと思っていました。その役割を全うしながらも、改めてジェフリーの能力の高さを目の当たりにした。特にキックは飛距離が凄まじいし、正確性があって、何度もジェフリーから攻撃の起点が生まれていたので、『自分もここを磨かないと抜かれてしまう』と強烈な危機感を抱きました」
このまま守護神の座を奪われるかと思ったが、復帰するとインターハイ予選は初戦から準決勝までの3試合はすべて藤田がスタメンとして出場。こうした経緯もあって、彼はピッチに立つ責任の重さを痛烈に感じていたのだった。
「今、こうして復帰してすぐに試合に起用してもらっていますが、すぐそこに強烈なライバルがいるからこそ、良いプレーをしても一切気を抜けません。それに僕は初戦の暁星国際戦、準々決勝の千葉明徳戦と、起用してもらっているにもかかわらず、良いプレーが出せなかった。だからこそ、今日は絶対にチームに恩返しというか、貢献したいと強く思っていました」
「ジェフリーは僕が出ている時にいつもサポートしてくれるので、今度は僕がサポートをする番だと思っていました。その役割を全うしながらも、改めてジェフリーの能力の高さを目の当たりにした。特にキックは飛距離が凄まじいし、正確性があって、何度もジェフリーから攻撃の起点が生まれていたので、『自分もここを磨かないと抜かれてしまう』と強烈な危機感を抱きました」
このまま守護神の座を奪われるかと思ったが、復帰するとインターハイ予選は初戦から準決勝までの3試合はすべて藤田がスタメンとして出場。こうした経緯もあって、彼はピッチに立つ責任の重さを痛烈に感じていたのだった。
「今、こうして復帰してすぐに試合に起用してもらっていますが、すぐそこに強烈なライバルがいるからこそ、良いプレーをしても一切気を抜けません。それに僕は初戦の暁星国際戦、準々決勝の千葉明徳戦と、起用してもらっているにもかかわらず、良いプレーが出せなかった。だからこそ、今日は絶対にチームに恩返しというか、貢献したいと強く思っていました」
もちろんこれで恩返しができたとは思っていない。次の決勝・日体大柏戦で勝利し、その先のインターハイ、そしてプレミアEAST、選手権と最後までライバルと競争をしながら、チームの勝利に貢献し続けてこそ、彼が望む恩返しとなる。
「もし仮に今後、僕がレギュラーの座を外れたとしても、出ている選手をサポートしながらも、腐らずに自分の成長にフォーカスを当てられる選手でありたいと思っています」
心からそう思っている謙虚で実直な男の成長譚は、これから多くのドラマを生み出していくはずだ。
取材・文●安藤隆人(サッカージャーナリスト)
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