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映画「U-31」公開記念! 主人公河野と長澤和輝(千葉)が“10番対談”。「背番号に思い込めました」

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サッカーダイジェストWeb編集部

2016年07月19日

「31歳」――選手も、役者も、今後のことをいろいろ考えるタイミング。

馬場良馬(ばばりょうま)/1984年12月15日生まれ、千葉県出身。
2008年、ドラマ『東京ゴーストトリップ』(MX、他)で本格的俳優デビュー。映画『クレイジズム』モントリオール世界映画祭に正式出品され、映画『アサシン』が日本のノワール作品としてアジア映画界で高く評価されるなど 同年主演映画5作品が公開された。2012年に放送されたスーパー戦隊シリーズ「特命戦隊ゴーバスターズ」のブルーバスター岩崎リュウジ役で人気を不動のものとし、以降数多くの映画・舞台で活躍。近年では、舞台「ROCK MUSICAL BLEACH」~もうひとつの地上~ (AiiA 2.5 Theater Tokyo、京都劇場) 映画「第九条」 BSスカパー!連続ドラマ「弱虫ぺダル」などに出演。www.toki-e.com/manegement.html

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―― U-31は、全盛期を過ぎたベテラン選手の葛藤を描いている作品です。おふたりにとってベテランの存在は、どういうものですか?
 
長澤 31歳以上となると、だいたい10年以上のキャリア。スピードとかは落ちてくるかもしれませんが、周囲から頼られる、重要な存在にならなくてはいけない年齢だと思います。彼らが音頭を取って、いろんな経験を若手に伝えながら、うまくチームをまとめていけるかは成績にもつながってきますから、プレー以外の役割も増えてくるタイミングじゃないでしょうか。
 
馬場 役者の場合は、経験はそのまま財産になり、味になります。共演させていただいた大杉漣さんや勝村政信さんも含めて、この業界に長くいらっしゃる方は、芝居はもちろん、人間性も素敵な方たちばかりです。人としての生き方とか、考え方とか、勉強になりますし、刺激を受けることが多いので、大御所の方たちとご飯に行ったり、話をしたりする機会があれば、進んで行きます。
 
―― ドイツでは、ベテラン選手の立場や扱われ方にも違いはありましたか?
 
長澤 ドイツの場合、ベテランで残っているとなると、ほとんどが代表選手クラスでした。能力が高いので、もちろんリスペクトはされていましたけど、当時チーム(ケルン)のキャプテンでスロベキア代表選手に、ユースから上がってきたばかりの選手が、食事のとき「おい、そこの塩とってくれ!」って普通に言っていました。日本だと、上下関係があって、無理ですよね。

―― 馬場さん、どうですか?
 
馬場 死んでも言えないです(笑) ハラキリです。

長澤和輝(ながさわかずき)/1991年12月16日生まれ、千葉県出身。
ちはら台SC→三井千葉SCjrユース→八千代高-専修大-横浜(特別指定)-ケルン(ドイツ)-千葉。13年3月に特別指定選手として横浜に加入すると同年4月3日のナビスコカップで公式戦デビュー。12月に入団したブンデスリーガ2部のケルンでは、チームの2部優勝と1部昇格に貢献するも、開幕前に左ヒザの靱帯断裂というケガを負った翌14-15シーズンからは出場機会が限られるようになり帰国。浦和への完全移籍を経てレンタルで千葉に加入した。

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―― 役者でいう31歳は、業界ではどのような立場なんですか?
 
馬場 自分もちょうど31歳で、世間的には若いというイメージですが、やはり、壁というか、ひとつの区切りになるタイミングですね。映画の撮影を通して、いろいろと考えるようになりました。ちょうど若手イケメンブームみたいなのがあって、自分たちの世代の役者はそれこそ星の数ほどいます。この仕事を続けていきたいですが、10代、20代の若手も次々出てきて、いまのままじゃ苦しいだろうなって感じますし、実際に、30代で役者をやめてしまう人、あきらめてしまう人が多いんです。逆に30代が踏ん張りどころだと思っています。
 
―― 今後は、もっと個性を出していかないと、ということですか?
 
馬場 そうですね。20代までは、若手ということもあり、勢いとか、がむしゃらに頑張ります、ってだけで通用していたのですが、30歳を超えて、自分と向き合う機会が多くなりました。「自分のパーソナリティ、個性ってなんだろう」とか。「役者として足りないところ、伸ばしていくところを明確にしないと」とか、最近よく考えます。
 
長澤 サッカーも同じですよ。若いうちは、勢いも、パワーもあって、先輩に「思い切りやってこい」と言われる環境だと思いますが、年齢を重ねると、プレースタイルだったり、立ち回りだったりをどういう風に変えていこうか、考えるようになると思います。
 
―― 主人公の河野も31歳。まさに同じような悩みと戦っていました。
 
馬場 31歳でもがいている河野という役と、今後の役者人生を真剣に考えるようになったいまの自分と、心情的にすごくリンクしていました。その分、嘘はなかったですし、河野の感情をリアルに表現できたらいいなあと思っていました。そういう意味でも、このタイミングでこの役に出会えたことは、うれしかったですし、幸せでした。
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