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「拓実君はやっぱ、すごいですね」海外で戦うサムライの言語事情。奥川雅也は何語が話せる?印象的なのは同僚たちの姿「人生をめっちゃ楽しんでる」【直撃インタビュー】

カテゴリ:海外日本人

有園僚真(サッカーダイジェストWeb編集部)

2025年05月29日

「ちょっとよく分からないけど、唯一美味しかった」現地料理は?

ビーレフェルト時代は11番を背負ってプレー。この番号に良いイメージを持っていたため、サンガでも付けようとしたものの埋まっており、前回在籍時の29番を選んだ経緯がある。(C)Getty Images

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 現地の料理はあまり口に合わず、「僕はドイツ料理が全然好きじゃなかったです」と笑うが、1つだけ好物になったものがあるという。

「独り身だった時は、作ってくれる人を周りで探して作ってもらったり、通訳さんがいたので、通訳さんの奥さんに作ってもらったり。あとはたまに家で自炊したり、チームでご飯を食べに行ったりしました。基本、ドイツの料理に触れないように生きていました(笑)。

 唯一、僕がよく食べていたのはシュニッツェルです。日本で言う、とんかつみたいな。薄いんです。日本より全然薄いんですけど、それをジャムで食べるみたいな、ちょっとよく分からない料理なんですけど、それが唯一美味しかったですね」
 
 文化でいえば、ヨーロッパには何世代にも渡るサッカー文化が根付いている。本場の熱さを肌で感じた奥川は、「ドイツの応援は世界のトップ3に入るんじゃないかな」と証言する。

「ドイツは何部にいても熱狂的なファンが代々受け継がれているというか。おじいちゃんが子どもを連れて週末に試合を見に行って、その子どもが大きくなったら自分の子どもをまた連れて行くのがずっと伝統であるので、子どもからお年寄りのファンが毎試合います。試合になったらきつい言葉も掛けてくるんですけど、チームを大事に思っている証拠でもあります。それがアウェーでもホームでも毎回起きます」

 奥川は海外でのチームメイトについては「ピッチ外では良くも悪くもサッカーにあまり固執しない。オフになればお酒を飲むし、友達と夜まで遊ぶし、『人生をめっちゃ楽しんでるな』と感じました。それが、サッカーの練習になった時に100%で臨めるメンタルの持ち方なのかな』と語った。何事にも熱く、全力で取り組み、とことん楽しむ姿勢は、日本により必要なのかもしれない。

取材・構成●有園僚真(サッカーダイジェストWeb編集部)

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