相手を見ながら効果的なプレーをチョイス
ただし、攻撃に関しては良い意味で、縦に攻め急がないこともリカルド監督の流儀であり、再現性のある攻撃を相手の守り方に応じてタイミングや角度などを変えながら、焦れることなく繰り出していく。
前半より後半の方が、得点数が多くなるのはJリーグの傾向だが、柏に関してはここまでの20得点のうち、15点が後半であり、実に3倍の数字になっている。それでいて失点は前半も後半も5であり、それだけ後半に強さが出ているのだ。
もちろん、リカルド監督がベンチの選手たちを把握し、的確な選手交代ができていることもあるが、理由はそれだけではない。
小泉は「うまくいってるから当然ですけど、チームの中で点が入ってない時間帯も、これが後々効いてくるなって思えていて。それがあるから点が入っていない時間帯でも、焦らずにボールを動かし続けて、相手の穴が空くのを待つみたいなことができてるのかなと。すごくチームとして、良い成功体験を積み重ねられてるから、そういう良い循環になってるのかなと思います」と語る。
前半より後半の方が、得点数が多くなるのはJリーグの傾向だが、柏に関してはここまでの20得点のうち、15点が後半であり、実に3倍の数字になっている。それでいて失点は前半も後半も5であり、それだけ後半に強さが出ているのだ。
もちろん、リカルド監督がベンチの選手たちを把握し、的確な選手交代ができていることもあるが、理由はそれだけではない。
小泉は「うまくいってるから当然ですけど、チームの中で点が入ってない時間帯も、これが後々効いてくるなって思えていて。それがあるから点が入っていない時間帯でも、焦らずにボールを動かし続けて、相手の穴が空くのを待つみたいなことができてるのかなと。すごくチームとして、良い成功体験を積み重ねられてるから、そういう良い循環になってるのかなと思います」と語る。
それが象徴的に出たのが、終盤の2得点で2-0と勝利した第16節のファジアーノ岡山戦であり、同じく2-0で勝ち切った横浜FM戦も、同じことが言える。
そんな柏に対して、相手はあの手この手で良さを出させないように対策を立ててくるはずだが、小泉は「相手のやり方を見て、万能なやり方ってないじゃないですか。だから、こうやってやってきてるってことは、ここが空くよねとか。こういうリスクを負ってるよねっていうところを、ある程度みんなで、共通認識を持てるようになってきた」と主張する。
リカルド監督が提示した形を機械的に実行するのではなく、自分たちにある引き出しのなかで、相手を見ながら効果的なプレーをチョイスしていく。それをチームとして共有している柏の強さは本物と言える。
取材・文●河治良幸
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