【現地記者の英国通信】EU離脱でプレミアリーグの移籍はどう変わる!? 

カテゴリ:ワールド

スティーブ・マッケンジー

2016年07月06日

ビッグネームの獲得を今後も続けていけるのか?

昨シーズンはレスターの“奇跡の優勝”で幕を閉じたプレミアリーグだが、新シーズンはどんなドラマが起こるだろうか。(C) Getty Images

画像を見る

 さて、何度も言うようにEU離脱でイングランドのフットボール界に何が起こるかは現時点では不透明である。
 
 今夏の移籍市場ではプレミアリーグクラブの支出が増えるとの話もある。
 
 イングランドのクラブが海外から新たに選手を買いつけるためには、ポンドの価値が下がったために、価値の高いユーロで買う為には10パーセント割増しで払わなければならない。
 
 よって、各クラブはEU離脱による規制変更があるかもしれないと、7月1日の移籍市場のオープンと同時に素早く買い付けを始めるという見方が強まっている。
 
 ここまで話してきたすべてのことに加え、ビッグネームの獲得を今後も続けていけるようにプレミアリーグは移籍金が増える、労働ビザの申請が厳格化するEU圏の選手の買い付けなど新しいルールに適応するための方法を協議する必要があると私は思う。
 
 結局、フットボールはエンターテイメントだ。人々は不確かで、経済が難しい時代にこそ娯楽を求めるのだ。プレミアリーグはそんな彼らの望みを叶えられれば、必ず成功するはずだ。
 
文:スティーブ・マッケンジー
 

スティーブ・マッケンジー (STEVE MACKENZIE)
profile/1968年6月7日にロンドンに生まれる。ウェストハムとサウサンプトンのユースでのプレー経験があり、とりわけウェストハムへの思い入れが強く、ユース時代からサポーターになった。また、スコットランド代表のファンでもある。大学時代はサッカーの奨学生として米国の大学で学び、1989年のNCAA(全米大学体育協会)主催の大会で優勝に輝く。

画像を見る

【関連記事】
【EURO2016】スター選手たちの“綺麗すぎる”妻&恋人を一挙に紹介!
【現地記者の英国通信】躍進するウェールズはまさに“レスター”! 奇跡の戴冠は再び起きるか!?
アーセナル移籍の舞台裏――浅野が広島を離れる決断をした理由
EURO観戦の美しすぎるサポーターを直撃!「ラテン系美女はとにかく強気だった」の巻
ノイアーとブッフォン――新旧世界ナンバー1GKが魅せた至極のパフォーマンス

サッカーダイジェストTV

詳細を見る

 動画をもっと見る

Facebookでコメント

サッカーダイジェストの最新号

  • 週刊サッカーダイジェスト なでしこJに続け!
    4月10日発売
    U-23日本代表
    パリ五輪最終予選
    展望&ガイド
    熾烈なバトルを総力特集
    詳細はこちら

  • ワールドサッカーダイジェスト 世界各国の超逸材を紹介!
    4月18日発売
    母国をさらなる高みに導く
    「新・黄金世代」大研究
    列強国も中小国も
    世界の才能を徹底網羅!!
    詳細はこちら

  • 高校サッカーダイジェスト 高校サッカーダイジェストVo.40
    1月12日発売
    第102回全国高校選手権
    決戦速報号
    青森山田が4度目V
    全47試合を完全レポート
    詳細はこちら

>>広告掲載のお問合せ

ページトップへ