ビッグネームの獲得を今後も続けていけるのか?
さて、何度も言うようにEU離脱でイングランドのフットボール界に何が起こるかは現時点では不透明である。
今夏の移籍市場ではプレミアリーグクラブの支出が増えるとの話もある。
イングランドのクラブが海外から新たに選手を買いつけるためには、ポンドの価値が下がったために、価値の高いユーロで買う為には10パーセント割増しで払わなければならない。
よって、各クラブはEU離脱による規制変更があるかもしれないと、7月1日の移籍市場のオープンと同時に素早く買い付けを始めるという見方が強まっている。
ここまで話してきたすべてのことに加え、ビッグネームの獲得を今後も続けていけるようにプレミアリーグは移籍金が増える、労働ビザの申請が厳格化するEU圏の選手の買い付けなど新しいルールに適応するための方法を協議する必要があると私は思う。
結局、フットボールはエンターテイメントだ。人々は不確かで、経済が難しい時代にこそ娯楽を求めるのだ。プレミアリーグはそんな彼らの望みを叶えられれば、必ず成功するはずだ。
文:スティーブ・マッケンジー
今夏の移籍市場ではプレミアリーグクラブの支出が増えるとの話もある。
イングランドのクラブが海外から新たに選手を買いつけるためには、ポンドの価値が下がったために、価値の高いユーロで買う為には10パーセント割増しで払わなければならない。
よって、各クラブはEU離脱による規制変更があるかもしれないと、7月1日の移籍市場のオープンと同時に素早く買い付けを始めるという見方が強まっている。
ここまで話してきたすべてのことに加え、ビッグネームの獲得を今後も続けていけるようにプレミアリーグは移籍金が増える、労働ビザの申請が厳格化するEU圏の選手の買い付けなど新しいルールに適応するための方法を協議する必要があると私は思う。
結局、フットボールはエンターテイメントだ。人々は不確かで、経済が難しい時代にこそ娯楽を求めるのだ。プレミアリーグはそんな彼らの望みを叶えられれば、必ず成功するはずだ。
文:スティーブ・マッケンジー

スティーブ・マッケンジー (STEVE MACKENZIE)
profile/1968年6月7日にロンドンに生まれる。ウェストハムとサウサンプトンのユースでのプレー経験があり、とりわけウェストハムへの思い入れが強く、ユース時代からサポーターになった。また、スコットランド代表のファンでもある。大学時代はサッカーの奨学生として米国の大学で学び、1989年のNCAA(全米大学体育協会)主催の大会で優勝に輝く。