最終ラインはOAの塩谷と藤春を軸に、植田、復活した室屋と続く。

最終ラインはオーバーエイジの塩谷と藤春を、U-23世代の植田(5番)と室屋(2番)がサポートする形だろう。 写真:小倉直樹(サッカーダイジェスト写真部)

中村は櫛引からスタメンの座を奪うのか。正GK争いの行方も注目だ。 (C)Getty Images
最終ラインは、オーバーエイジの塩谷と藤春を軸に、U-23世代のディフェンスリーダーである植田、南アフリカ戦で鮮やかな復活を果たした室屋が続く。左膝靭帯損傷のリハビリを終え、9日の第2ステージ2節での復帰を目指す岩波は、ローテーションを組む際のバックアッパーか。ただし、高さとディフェンスを重視した場合、CBは植田と岩波というかつての“鉄板コンビ”を組ませ、塩谷を右SBに回すシチュエーションも考えられるだろう。
GKは櫛引が南アフリカ戦でフル出場し、中村はその光景をベンチで見守った。しかし、所属クラブで実戦から遠ざかっている影響か、前者はバタついたプレーが目立ち本大会に向けて不安を感じさせた。柏でレギュラーを張る中村の勢いを買うのも一手だが、監督がまとまりを重視してメンバーを構成したことを考慮すると、これまで正守護神としてゴールを守ってきた櫛引と見るのが妥当かもしれない。
「あと6個勝てば金メダル」――。手倉森ジャパンは悲願のメダル獲得に向けて総力を結集させる。
リオ五輪代表登録メンバー
【GK】
櫛引政敏(鹿島)
中村航輔(柏)
【DF】
藤春廣輝(G大阪)※オーバーエイジ
塩谷 司(広島)※オーバーエイジ
亀川諒史(福岡)
室屋 成(FC東京)
植田直通(鹿島)
岩波拓也(神戸)
【MF】
遠藤 航(浦和)
大島僚太(川崎)
原川 力(川崎)
中島翔哉(FC東京)
矢島慎也(岡山)
南野拓実(ザルツブルク/AUT)
井手口陽介(G大阪)
【FW】
興梠慎三(浦和)※オーバーエイジ
久保裕也(ヤングボーイズ/SUI)
浅野拓磨(広島)
※AUT=オーストリア、SUI=スイス
バックアップメンバー
GK 杉本大地(徳島)
DF 中谷進之介(柏)
MF 野津田岳人(新潟)
FW 鈴木武蔵(新潟)
取材・文:小田智史(サッカーダイジェスト編集部)
GKは櫛引が南アフリカ戦でフル出場し、中村はその光景をベンチで見守った。しかし、所属クラブで実戦から遠ざかっている影響か、前者はバタついたプレーが目立ち本大会に向けて不安を感じさせた。柏でレギュラーを張る中村の勢いを買うのも一手だが、監督がまとまりを重視してメンバーを構成したことを考慮すると、これまで正守護神としてゴールを守ってきた櫛引と見るのが妥当かもしれない。
「あと6個勝てば金メダル」――。手倉森ジャパンは悲願のメダル獲得に向けて総力を結集させる。
リオ五輪代表登録メンバー
【GK】
櫛引政敏(鹿島)
中村航輔(柏)
【DF】
藤春廣輝(G大阪)※オーバーエイジ
塩谷 司(広島)※オーバーエイジ
亀川諒史(福岡)
室屋 成(FC東京)
植田直通(鹿島)
岩波拓也(神戸)
【MF】
遠藤 航(浦和)
大島僚太(川崎)
原川 力(川崎)
中島翔哉(FC東京)
矢島慎也(岡山)
南野拓実(ザルツブルク/AUT)
井手口陽介(G大阪)
【FW】
興梠慎三(浦和)※オーバーエイジ
久保裕也(ヤングボーイズ/SUI)
浅野拓磨(広島)
※AUT=オーストリア、SUI=スイス
バックアップメンバー
GK 杉本大地(徳島)
DF 中谷進之介(柏)
MF 野津田岳人(新潟)
FW 鈴木武蔵(新潟)
取材・文:小田智史(サッカーダイジェスト編集部)

6月23日発売号のサッカーダイジェストの特集は、J1全18クラブの補強&改善計画書。今季前半戦の戦いぶりを振り返りつつ、第2ステージに向けた強化ポイントを探ってみました。インタビューでは、大宮の家長選手、柏の中村選手が登場。クラブダイジェストでは、熊本を取り上げています。