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「生きて帰れるのかな」「本当の意味のアウェイは、あの国が唯一」やはり相当強烈…元日本代表DFが北朝鮮遠征を回想「印象的なエピソードしかない」

カテゴリ:Jリーグ

有園僚真(サッカーダイジェストWeb編集部)

2025年04月24日

食事、街の様子は?「ハチャメチャな感じではなかった」

李忠成氏は栗原氏が引退した2019年のみF・マリノスでプレー。クラブでも同じ時間を過ごした。(C)SOCCER DIGEST

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 食事に関しては「冷麺とか北朝鮮の料理も食べましたが、美味しかったですよ」とのこと。気になる街の様子は…。

「『遠回りして良いところを通る』みたいなことはよく言われていますよね。確かに、真っすぐ行けば10分ぐらいで着きそうなところを3、40分かけて練習場に行ったりしていたので、ちょっと不思議なところはありました。

 少し遠くを見たら、牛が田んぼだか畑を耕していたり、日本のかなり昔のような風景が見えたところもありました。でもハチャメチャな感じではなかったです」
 
 そして話題は、2歳下の李氏と2人で過ごした夜へ。

「年齢は違いますが、その当時よく一緒にいたからなのか、『勇蔵くん、一緒に寝ましょう』と言ってきて。だから2人で寝ましたよね。嫌だとか、そういうことは全くなかったです。やはり若干怖さはあったので、1人よりも2人の方が良いし。その思い出は確かにありますね」

 昨年に実施予定だったアウェイ北朝鮮戦は、相手のドタキャンで中止に。今日まで約13年半行なわれていない北朝鮮遠征は徹頭徹尾、強烈だったようだ。

「本当の意味のアウェイは、あの国が唯一」「生きて帰れるのかな」「印象的なエピソードしかないくらいの遠征」といった証言の数々が、それを如実に物語っている。

※第4回終了(全5回)

取材・構成●有園僚真(サッカーダイジェストWeb編集部)
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