「僕はチームと監督のために戦っている」と前置きしながらも…。
2ゴールを挙げた後、そして終了のホイッスル後にスタンドを埋めたフランス・サポーターから「グリエーズマン! グリエーズマン!」の大合唱を受けたこの日の主役は、試合終了後にこう喜びを語った。
「前半は苦労したけど、後半は盛り返せた。新しいフランスを見せられたと思う。リヨンは故郷(約70km北にあるマコン)に近いから、今日は家族もスタンドに来ていたんだ。だから、本当に嬉しいよ。まだまだ長い道のりが待っているけど、このチャンスを最大限に活用したい。僕はこの調子を続けて、チームの役に立ちたいんだ」
ちなみに、ポジションについては、「僕はチームと監督のために戦っている」と前置きしながらも、「左、中央、右と自由に動けるポジション(セカンドトップ)は、もちろんやりやすいよ。僕の能力を一番発揮できる」とコメントしている。
たしかに、チーム随一の決定力を誇るグリエーズマンを右サイドに縛り付けておくことは、CFジルーがここまで開幕戦の1ゴールだけとフィニッシュの局面では精彩を欠くだけに、現在のフランスにとっては得策とは言い難い。
“本来のポジション”でこれ以上ないほどの結果を出したグリエーズマンを、デシャン監督はベスト8以降も従来通り右サイドで使うのか、それともセカンドトップに置くのか。フランスが戴冠を果たすうえで、大きなキーポイントになるかもしれない。
現地取材・文:白鳥大知(サッカーダイジェスト特派)
「前半は苦労したけど、後半は盛り返せた。新しいフランスを見せられたと思う。リヨンは故郷(約70km北にあるマコン)に近いから、今日は家族もスタンドに来ていたんだ。だから、本当に嬉しいよ。まだまだ長い道のりが待っているけど、このチャンスを最大限に活用したい。僕はこの調子を続けて、チームの役に立ちたいんだ」
ちなみに、ポジションについては、「僕はチームと監督のために戦っている」と前置きしながらも、「左、中央、右と自由に動けるポジション(セカンドトップ)は、もちろんやりやすいよ。僕の能力を一番発揮できる」とコメントしている。
たしかに、チーム随一の決定力を誇るグリエーズマンを右サイドに縛り付けておくことは、CFジルーがここまで開幕戦の1ゴールだけとフィニッシュの局面では精彩を欠くだけに、現在のフランスにとっては得策とは言い難い。
“本来のポジション”でこれ以上ないほどの結果を出したグリエーズマンを、デシャン監督はベスト8以降も従来通り右サイドで使うのか、それともセカンドトップに置くのか。フランスが戴冠を果たすうえで、大きなキーポイントになるかもしれない。
現地取材・文:白鳥大知(サッカーダイジェスト特派)