エース家長のパスミスから失点し、その後も失った流れを取り戻せず。
【大宮|採点・寸評】
GK
1 加藤順大 5.5
1失点目はピンチで飛び出すも、コースを突かれてゴールネットを揺らされる。2失点目は華麗なミドルを決めた中村のほうが上手だった。
DF
2 菊地光将 6
集中力を高く保ち、大久保や中村ら実力者を徹底マーク。特に鋭いスライディングが冴え、19分には大久保の決定的なシュートに間一髪滑り込んでブロックした。
3 河本裕之 5.5
高さを生かしてハイボールを迎撃していたが、GKとの連係でバタつく場面あり。大塚のゴールもボールへの寄せが甘くなったのが痛かった。
19 奥井 諒 5.5
裏のスペースを狙われるも、粘り強く食らいついて決定的な場面を作らせず。逆に前半中盤からは攻撃の圧力を高め、サイドを抉ってクロスを供給したが、ゴールにつなげられなかった。
22 和田拓也 5
エウシーニョと激しい攻防を展開。FWの大久保にボール奪取されてファウルを犯し(イエローカード判定)、2失点目は中村のカットインに対してカバーが遅れるなど、未熟さが出た。
MF
5 沼田圭悟 5.5(60分OUT)
序盤からエンジン全開でボールホルダーをチェイス。動きにキレがあり、推進力でカウンターを牽引したが、ラストパスやクロスの精度を欠いた点は頂けない。
10 岩上祐三 5.5
守備に追われてスタミナを消耗。その影響でキック精度やボールコントロールが落ち、中盤でのボールロストが増えてしまった。
23 金澤 慎 5.5
小刻みに動き、岩上と遂次縦関係を築く。しかし、川崎の前線からのプレッシャーにパスコースを封じられ、思うように攻撃に転じられなかった。
39 泉澤 仁 6(84分OUT)
立ち上がりはボールが収まらなかったが、徐々に本領を発揮。自慢のドリブルで対面のエウシーニョをキリキリ舞いさせた。イニシアチブを取っていただけに、ゴールにつなげたかった。
FW
7 江坂 任 5.5(74分OUT)
及第点の守備に比べ、本職の攻撃では迫力不足。懸命にポストプレーを試みるもタメを作れず、周囲の選手を押し上げることができなかった。
41 家長昭博 4.5
運動量が少なく、「心ここにあらず」な感が否めず。19分にはカウンターで1対1となるもトラップが乱れてチャンスを逃し、失点につながる凡ミスを犯すなど、攻守でチームの足を引っ張った。
交代出場
MF
16 マテウス 6(60分IN)
沼田に代わって右サイドハーフに入り、スピードで攻撃を活性化。果敢に仕掛ける姿勢も良く、停滞ムードのなかで何かをやってくれそうな雰囲気を醸し出した。
FW
9 ネイツ・ペチュニク 5.5(74分IN)
88分、右サイドからのパスに抜け出して右足を一閃。ボールは惜しくもサイドネットに突き刺さったが、コースは狭くともフリーだっただけに、せめて枠内に飛ばしたかった。
MF
18 横山 知伸 ―(84分IN)
前線にロングボールを送り、N・ペチュニクのパワープレーをお膳立て。90+3分には綺麗にパスが通ったが、助っ人のシュートは大きく枠を外れてしまった。
監督
渋谷洋樹 5.5
しっかり守ってカウンターを狙うはずが、自分たちのミスから失点してゲームプランが崩壊。指揮官としてはエースの不調が誤算だったか。試合後にひと言、「何もさせてもらえなかった。フロンターレの強さを感じた」。
取材・文=川崎:大木 勇(サッカーダイジェスト編集部)
取材・文=大宮:小田智史(サッカーダイジェスト編集部)
※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。
GK
1 加藤順大 5.5
1失点目はピンチで飛び出すも、コースを突かれてゴールネットを揺らされる。2失点目は華麗なミドルを決めた中村のほうが上手だった。
DF
2 菊地光将 6
集中力を高く保ち、大久保や中村ら実力者を徹底マーク。特に鋭いスライディングが冴え、19分には大久保の決定的なシュートに間一髪滑り込んでブロックした。
3 河本裕之 5.5
高さを生かしてハイボールを迎撃していたが、GKとの連係でバタつく場面あり。大塚のゴールもボールへの寄せが甘くなったのが痛かった。
19 奥井 諒 5.5
裏のスペースを狙われるも、粘り強く食らいついて決定的な場面を作らせず。逆に前半中盤からは攻撃の圧力を高め、サイドを抉ってクロスを供給したが、ゴールにつなげられなかった。
22 和田拓也 5
エウシーニョと激しい攻防を展開。FWの大久保にボール奪取されてファウルを犯し(イエローカード判定)、2失点目は中村のカットインに対してカバーが遅れるなど、未熟さが出た。
MF
5 沼田圭悟 5.5(60分OUT)
序盤からエンジン全開でボールホルダーをチェイス。動きにキレがあり、推進力でカウンターを牽引したが、ラストパスやクロスの精度を欠いた点は頂けない。
10 岩上祐三 5.5
守備に追われてスタミナを消耗。その影響でキック精度やボールコントロールが落ち、中盤でのボールロストが増えてしまった。
23 金澤 慎 5.5
小刻みに動き、岩上と遂次縦関係を築く。しかし、川崎の前線からのプレッシャーにパスコースを封じられ、思うように攻撃に転じられなかった。
39 泉澤 仁 6(84分OUT)
立ち上がりはボールが収まらなかったが、徐々に本領を発揮。自慢のドリブルで対面のエウシーニョをキリキリ舞いさせた。イニシアチブを取っていただけに、ゴールにつなげたかった。
FW
7 江坂 任 5.5(74分OUT)
及第点の守備に比べ、本職の攻撃では迫力不足。懸命にポストプレーを試みるもタメを作れず、周囲の選手を押し上げることができなかった。
41 家長昭博 4.5
運動量が少なく、「心ここにあらず」な感が否めず。19分にはカウンターで1対1となるもトラップが乱れてチャンスを逃し、失点につながる凡ミスを犯すなど、攻守でチームの足を引っ張った。
交代出場
MF
16 マテウス 6(60分IN)
沼田に代わって右サイドハーフに入り、スピードで攻撃を活性化。果敢に仕掛ける姿勢も良く、停滞ムードのなかで何かをやってくれそうな雰囲気を醸し出した。
FW
9 ネイツ・ペチュニク 5.5(74分IN)
88分、右サイドからのパスに抜け出して右足を一閃。ボールは惜しくもサイドネットに突き刺さったが、コースは狭くともフリーだっただけに、せめて枠内に飛ばしたかった。
MF
18 横山 知伸 ―(84分IN)
前線にロングボールを送り、N・ペチュニクのパワープレーをお膳立て。90+3分には綺麗にパスが通ったが、助っ人のシュートは大きく枠を外れてしまった。
監督
渋谷洋樹 5.5
しっかり守ってカウンターを狙うはずが、自分たちのミスから失点してゲームプランが崩壊。指揮官としてはエースの不調が誤算だったか。試合後にひと言、「何もさせてもらえなかった。フロンターレの強さを感じた」。
取材・文=川崎:大木 勇(サッカーダイジェスト編集部)
取材・文=大宮:小田智史(サッカーダイジェスト編集部)
※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。