広島――森保監督体制下、初の2トップスタートで“変革”に挑む。
J1リーグ・1stステージ17節
ヴァンフォーレ甲府 – サンフレッチェ広島
6月25日(土)/19:00/山梨中銀スタジアム
サンフレッチェ広島
1stステージ成績(16節終了時): 4位 勝点26 7勝5分4敗 29得点・18失点
【最新チーム事情】
●キャプテンの青山が右ハムストリングス筋損傷で離脱。
●過去2戦でストッパーを務めた宮原が出場停止。
●森保監督就任以来、スタートからでは初の2トップ採用が濃厚。
●ボランチの森﨑和をストッパー起用、丸谷の1ボランチ体制か。
【担当記者の視点】
“宿敵”とも言うべき浦和戦で今季初の逆転勝ちを収めたが、試練は続く。青山が右ハムストリングスを傷め、全治4週間。水本、佐々木が離脱した穴を埋めた宮原も出場停止。ベストメンバーを組めない状況には、森保監督も頭を悩ませているに違いない。
この状況を逆手に取り、指揮官はひとつの賭けに出ようとしている。浦和戦をはじめ、過去に得点を取るオプションとして試合途中に使った2トップを、就任以来初めてスタートから採用する見込みだ。さらに、ボランチの枚数も1枚減らし、中盤のキーマンである森﨑和をストッパーに下げた布陣になる。
このシステムは過去、ペトロヴィッチ監督時代の初期に採用されたが、あまり効果的とは言えなかった。だが、「当時と違って今は選手たちの守備意識も高いから、大きな不安はない」(森﨑和)、「現在のメンバーを考えた時、大きな力を発揮できる形。試合途中だけでなく、スタートからでもいけると思います」(森保監督)と手応えを口にする。
根本的な戦術に変化はないが、2008年以来ひとつの形で戦ってきた広島にとっては、大きな“変革”。この挑戦が、果たしてチームにどんな化学反応を及ぼし、いかなる結果となって表われるか。
ヴァンフォーレ甲府 – サンフレッチェ広島
6月25日(土)/19:00/山梨中銀スタジアム
サンフレッチェ広島
1stステージ成績(16節終了時): 4位 勝点26 7勝5分4敗 29得点・18失点
【最新チーム事情】
●キャプテンの青山が右ハムストリングス筋損傷で離脱。
●過去2戦でストッパーを務めた宮原が出場停止。
●森保監督就任以来、スタートからでは初の2トップ採用が濃厚。
●ボランチの森﨑和をストッパー起用、丸谷の1ボランチ体制か。
【担当記者の視点】
“宿敵”とも言うべき浦和戦で今季初の逆転勝ちを収めたが、試練は続く。青山が右ハムストリングスを傷め、全治4週間。水本、佐々木が離脱した穴を埋めた宮原も出場停止。ベストメンバーを組めない状況には、森保監督も頭を悩ませているに違いない。
この状況を逆手に取り、指揮官はひとつの賭けに出ようとしている。浦和戦をはじめ、過去に得点を取るオプションとして試合途中に使った2トップを、就任以来初めてスタートから採用する見込みだ。さらに、ボランチの枚数も1枚減らし、中盤のキーマンである森﨑和をストッパーに下げた布陣になる。
このシステムは過去、ペトロヴィッチ監督時代の初期に採用されたが、あまり効果的とは言えなかった。だが、「当時と違って今は選手たちの守備意識も高いから、大きな不安はない」(森﨑和)、「現在のメンバーを考えた時、大きな力を発揮できる形。試合途中だけでなく、スタートからでもいけると思います」(森保監督)と手応えを口にする。
根本的な戦術に変化はないが、2008年以来ひとつの形で戦ってきた広島にとっては、大きな“変革”。この挑戦が、果たしてチームにどんな化学反応を及ぼし、いかなる結果となって表われるか。