ズラタンがウイングとして新境地を開拓か。重圧を与え、逆転勝利をもたらす。

【警告】浦和=李(5分)、森脇(70分)、槙野(86分) FC東京=なし
【退場】なし
【MAN OF THE MATCH】李 忠成(浦和)

試合終盤、ズラタンはウイングバック(もう少し前の位置だが)に入って重圧を与えた。写真:滝川敏之(サッカーダイジェスト写真部)
10 柏木陽介 6
身体が重い感じもしたが、久々に高い位置で仕事ができていて、李に惜しいスルーパスを放つ。最後まで運動量も落ちず、フリーランでも貢献した。
22 阿部勇樹 5.5
遠藤からの縦パスを狙われて、米本にカットされ先制点を与えた。そのミスを取り返すように、その後は球際で厳しいディフェンスを連発。抑えの効いたミドルがバーに直撃し、跳ね返りを李が押し込み決勝点になった。
3 宇賀神友弥 6(77分OUT)
サイドから重圧をかけ続けて、主導権を握った。ただせっかくいい形で仕掛けながら、結局、バックパスをするシーンが多い。SBに回った橋本を完璧にドリブルで抜き去ったものの、クロス精度を欠いた。“あと一歩”のプレーが多いのはもったいない。
20 李 忠成 6.5 MAN OF THE MATCH
興梠とポジションを変えながら、森重のマークを外して徐々にゴールに近づく。「自分のところに必ずボールが来ると思っていた。(バーにボールが跳ね返ってきた時)だから、そんなに驚かなかった。小説のような展開に持ち込めた」と喜んだ。もっとゴールを決めるチャンスもあり、ズバ抜けた存在というわけではなかったが、決勝点を捻じ込んだ点を評価してMOMに選出。
9 武藤雄樹 5.5(63分OUT)
両チーム最多4本のシュートを放つ。上下動を繰り返し、そのなかから敵の背後を突いて決定的なショットを放ったものの決め切れず。プレッシングで相手の体力を奪ってみせただけに、あとは結果=ゴールがほしい。
FW
30 興梠慎三 6
クロスとクサビからのパスで、槙野の2ゴールを演出。相手がラインを下げだしたあと、敵陣に突き刺すような動きでクサビとなり、突破口を切り開いた。「攻撃の形はできていたから、1点取れればひっくり返せると思っていた」と振り返った。
交代出場
MF
18 駒井善成 5.5(58分IN)
アグレッシブなドリブルでラインを押し下げた点は評価したい。惜しいヘディング弾も放った。それでも、まだ周囲と噛み合っておらず、危うくカウンターを食らいかけた点も課題だ。
MF
7 梅崎 司 6(63分IN)
左足のクロスから駒井の決定的なヘッドを演出。途中出場からミスも少なく、逆転勝利に貢献。コンディションは良さそうだ。
FW
21 ズラタン 6(77分 IN)
ゴールこそなかったが、サイドに張り出す動きを加えることで、相手DF陣を揺さぶった。終盤のターゲットマンとしてもよく機能した。ウイングとして新境地を開拓か。
監督
ペトロヴィッチ 6
先発メンバーからは明らかに疲労が感じられたものの、相手の見せた隙を突いていった。メンバー固定化によるメリットとデメリットの両方が見えた。
※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。
身体が重い感じもしたが、久々に高い位置で仕事ができていて、李に惜しいスルーパスを放つ。最後まで運動量も落ちず、フリーランでも貢献した。
22 阿部勇樹 5.5
遠藤からの縦パスを狙われて、米本にカットされ先制点を与えた。そのミスを取り返すように、その後は球際で厳しいディフェンスを連発。抑えの効いたミドルがバーに直撃し、跳ね返りを李が押し込み決勝点になった。
3 宇賀神友弥 6(77分OUT)
サイドから重圧をかけ続けて、主導権を握った。ただせっかくいい形で仕掛けながら、結局、バックパスをするシーンが多い。SBに回った橋本を完璧にドリブルで抜き去ったものの、クロス精度を欠いた。“あと一歩”のプレーが多いのはもったいない。
20 李 忠成 6.5 MAN OF THE MATCH
興梠とポジションを変えながら、森重のマークを外して徐々にゴールに近づく。「自分のところに必ずボールが来ると思っていた。(バーにボールが跳ね返ってきた時)だから、そんなに驚かなかった。小説のような展開に持ち込めた」と喜んだ。もっとゴールを決めるチャンスもあり、ズバ抜けた存在というわけではなかったが、決勝点を捻じ込んだ点を評価してMOMに選出。
9 武藤雄樹 5.5(63分OUT)
両チーム最多4本のシュートを放つ。上下動を繰り返し、そのなかから敵の背後を突いて決定的なショットを放ったものの決め切れず。プレッシングで相手の体力を奪ってみせただけに、あとは結果=ゴールがほしい。
FW
30 興梠慎三 6
クロスとクサビからのパスで、槙野の2ゴールを演出。相手がラインを下げだしたあと、敵陣に突き刺すような動きでクサビとなり、突破口を切り開いた。「攻撃の形はできていたから、1点取れればひっくり返せると思っていた」と振り返った。
交代出場
MF
18 駒井善成 5.5(58分IN)
アグレッシブなドリブルでラインを押し下げた点は評価したい。惜しいヘディング弾も放った。それでも、まだ周囲と噛み合っておらず、危うくカウンターを食らいかけた点も課題だ。
MF
7 梅崎 司 6(63分IN)
左足のクロスから駒井の決定的なヘッドを演出。途中出場からミスも少なく、逆転勝利に貢献。コンディションは良さそうだ。
FW
21 ズラタン 6(77分 IN)
ゴールこそなかったが、サイドに張り出す動きを加えることで、相手DF陣を揺さぶった。終盤のターゲットマンとしてもよく機能した。ウイングとして新境地を開拓か。
監督
ペトロヴィッチ 6
先発メンバーからは明らかに疲労が感じられたものの、相手の見せた隙を突いていった。メンバー固定化によるメリットとデメリットの両方が見えた。
※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。