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PK献上もスタンドから拍手。斉藤光毅が英2部で充実の日々。韓国の至宝とはアジアの絆「仲良くやっていけたらいいな」【現地発】

カテゴリ:海外日本人

田嶋コウスケ

2025年02月24日

2月14日のダービー・カウンティ戦で今季2点目

ハル・シティ戦で待望の移籍後初ゴール。得意な形からネットを揺らした。(C)Getty Images

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 ただ、それまで紆余曲折があった。

 0-3で敗れた12月27日のスウォンジー戦を最後に、斉藤はベンチメンバーに降格した。ベンチスタートの試合が続き、初ゴールを決めたハル戦も途中出場でネットを揺らした。それでも斉藤には、揺るぎない信念があった。

「試合に出られない時も、変わらず意識を高く持ってやろうと思ってました。スタメンでも、途中出場でも、すぐ活躍できるよう準備をしっかりしていましたね。

 たとえば、試合翌日のメニューは、スタメンの選手がリカバリーにまわって、試合に出てない選手は練習になります。スタメンではない選手は、モチベーションが低くなる人も結構いたりする。自分は、そういうのが絶対に嫌だった。そういうところから、コンディションを上げていけるように意識していました」

 そんな斉藤の姿勢を、監督もつぶさに見ていた。2月4日のブラックバーン戦で、斉藤は8試合ぶりのスタメン復帰。4-1-4-1の左MFとして、約1か月ぶりに先発出場を果たした。

 ピッチでは序盤から精力的に走り回った。27分には良質のクロスを上げ、37分には味方のクロスに合わせてシュートを打った。しかし53分にこの試合のターニングポイントが訪れる。
 
 左サイドからグラウンダーのクロスが入ると、斉藤は身体をうまく入れて相手選手をブロックしようとした。しかしそのブロックで、相手が転倒。主審はPKの判定を下した。斉藤が与えたPKで、1-1の同点に追いつかれた。

 だがQPRはここから踏ん張った。ニューカッスルやサンダーランドでプレーした経験を持つ、35歳MFジャック・コルバックが貴重な決勝弾を奪取。チームは2-1で競り勝った。

 斉藤は精力的にプレーし、88分に交代した。ピッチを退く際、QPRのホームサポーターがスタンディングオベーションでサムライ戦士を称えていたのが印象的だった。地元記者も「コーキがエネルギーを注入している」と褒めていた。

 この試合から、斉藤は4試合連続でスタメン出場。レギュラーの座を奪い返し、2月14日のダービー・カウンティ戦では今季2点目を決めた。後半戦に入って調子をグッと上げてきたと、そう評していいだろう。

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