「負けないだけでなく勝ちたい」欧州カップ戦で異彩を放つ日本代表DFがさらに深めた“フィジカルへの自信”。チームメイトたちも「ストロングマン!」と称賛【現地発】
カテゴリ:海外日本人
2025年02月15日
次は殿堂オールド・トラフォードのピッチに立つか
2023年9月に行なわれたトルコ代表との親善試合で感じた彼らのフィジカル。あの試合で毎熊はインターセプトから正確なクロスで、中村敬斗のゴールをアシストした。試合会場となったヘンク(ベルギー)の記者席では「Jリーグにこんなに良い右サイドバックがいたんですね」という会話が飛び交った。
この試合で「フィジカルの国際基準」を知った毎熊は、どのような感触を得たのだろうか?
「正直、『これがラストチャンス』じゃないですけれど、『自分の今日のプレー次第で代表が最後になる』というのを思いながら試合に入ったので、すごく集中してました。だから内容というのを、試合後、あまり覚えてなかった。
ちょっと相手と自分が入れ替わりそうになったのがファウルになって、そのFKから前半最後に失点した。そして僕はイエローカードをもらっていたので、ハーフタイムに交代した。最後のそのシーンが僕の中でイメージが強くて、ベンチに戻ってもすごく悔しかった。『どうやって対応したら良かったのか』とか、そのことをとても考えていたんです。でも試合が終わった後の周りの反響というのが大きかった。自分がどんなプレーしたのか、集中していたので分からなかったんですけれど」
どう対応すべきだったのか、その答えは出たのだろうか?
「シンプルに入れ替わってはいけないシーンでした。僕は国際経験が少なかったので、相手はJリーグとは全然違うフィジカルの強さだったし、そこへの対応の仕方というのを、そこで学んだと思います」
その後、年明けのアジアカップまで、およそ半年に渡って毎熊は日本代表での出場機会をコンスタントに得た。そういう意味では「ラストチャンス」の思いで挑んだトルコ戦は、チャンスを掴む機会になったのでは?
「周りから『代表定着したね』とは言われていたんですけれど、僕は一回も定着したと思ったことはなかったです。常に選ばれるために、というのを考えてセレッソ大阪でやってました。やっぱり(代表に)行かないと分からない部分がたくさんあるので、選ばれることがすごく重要ですし、選ばれるために毎回結果を残さないといけない。“自チーム”でも結果を残さないといけないというのを考えてます」
それが今ですよね?
「そうです」
この試合で「フィジカルの国際基準」を知った毎熊は、どのような感触を得たのだろうか?
「正直、『これがラストチャンス』じゃないですけれど、『自分の今日のプレー次第で代表が最後になる』というのを思いながら試合に入ったので、すごく集中してました。だから内容というのを、試合後、あまり覚えてなかった。
ちょっと相手と自分が入れ替わりそうになったのがファウルになって、そのFKから前半最後に失点した。そして僕はイエローカードをもらっていたので、ハーフタイムに交代した。最後のそのシーンが僕の中でイメージが強くて、ベンチに戻ってもすごく悔しかった。『どうやって対応したら良かったのか』とか、そのことをとても考えていたんです。でも試合が終わった後の周りの反響というのが大きかった。自分がどんなプレーしたのか、集中していたので分からなかったんですけれど」
どう対応すべきだったのか、その答えは出たのだろうか?
「シンプルに入れ替わってはいけないシーンでした。僕は国際経験が少なかったので、相手はJリーグとは全然違うフィジカルの強さだったし、そこへの対応の仕方というのを、そこで学んだと思います」
その後、年明けのアジアカップまで、およそ半年に渡って毎熊は日本代表での出場機会をコンスタントに得た。そういう意味では「ラストチャンス」の思いで挑んだトルコ戦は、チャンスを掴む機会になったのでは?
「周りから『代表定着したね』とは言われていたんですけれど、僕は一回も定着したと思ったことはなかったです。常に選ばれるために、というのを考えてセレッソ大阪でやってました。やっぱり(代表に)行かないと分からない部分がたくさんあるので、選ばれることがすごく重要ですし、選ばれるために毎回結果を残さないといけない。“自チーム”でも結果を残さないといけないというのを考えてます」
それが今ですよね?
「そうです」
毎熊はAZの主力プレーヤーとしてすでにELの舞台で7か国の8チームと9試合もの国際経験を積んだ。ガラタサライ戦を突破すれば、次の対戦相手はトッテナムかマンチェスター・ユナイテッド。前者と対戦することになればリーグフェイズで翻弄されたミルキー・ムーアにリベンジしたいところ。後者と当たれたば、敵地オールド・トラフォードのピッチに初めて足を踏み入れることになる。
いずれにしても、まずは地獄と表現されるイスタンブールでの熱いアウェーゲームを突破すること。ELでの1分1秒が、毎熊にとって血となり肉となる。
取材・文●中田 徹
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