【福岡】電光石火の2ゴールに込められた金森健志の意地

カテゴリ:Jリーグ

小田智史(サッカーダイジェスト)

2016年06月19日

「オリンピックのチャンスが残っているので、強いインパクトを残さないといけない」

リオ五輪の最終メンバー入りに向けて、「毎試合点を取ってチャンスをモノにしたい」と意気込みを語った。 写真:滝川敏之(サッカーダイジェスト写真部)

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「あそこ(48分のチャンス)でもっと落ち着いて切り返せれば……。正直、勝ち試合だったので、勝点3を取れなくてすごく悔しい。でも、相手は首位のチーム。自分たちもやれるんだと見せつけたかったし、これだけ渡り合えたのはチームとして自信になるかなと。自分もああいう場面で決められれば、もうワンランク上の選手になれると思います」
 
 この日、J1通算最多得点を更新する現役ナンバー1ストライカーの大久保嘉人と対戦し、同じFWとして刺激を受けたという。
 
「大久保選手のポジショニングとか、ずっと点を取っているプレーヤーの凄いところを目の当たりにして刺激になりました。自分には(リオ)オリンピックのチャンスも残っているので、強いインパクトを残さないといけない。毎試合点を取ってチャンスをモノにしたいし、次節は鹿島との対戦なので、絶対に優勝はさせないつもりです」
 
 生まれ故郷のクラブをJ1に残留させるために――。目標であるリオ五輪行きの切符を勝ち獲るために――。6月に入り、公式戦3試合で4得点と勢いに乗る“福岡のプリンス”から目が離せない。
 
取材・文:小田智史(サッカーダイジェスト編集部)

6月23日発売号のサッカーダイジェストの特集は、J1全18クラブの補強&改善計画書。今季前半戦の戦いぶりを振り返りつつ、第2ステージに向けた強化ポイントを探ってみました。インタビューでは、大宮の家長選手、柏の中村選手が登場。クラブダイジェストでは、熊本を取り上げています。

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