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「左でのカットインシュートで違いを見せたい」グランパス浅野雄也は2つのポジションで勝負することに「目標は二桁ゴール」

カテゴリ:Jリーグ

元川悦子

2025年01月28日

新たな面々が活力を与えられるかどうか

ウイングバックとシャドー。2つのポジションで勝負することになりそうだ。写真:元川悦子

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 右ウイングバックであれば、主に中山克広と定位置を争うことになる。中山は縦への推進力を武器とするウインガー。長い距離を走ってクロスを入れたり、チャンスメイクという意味では彼に分がある。浅野の場合は、本人も語っているように、中に絞ってシャドーに入るであろうマテウスや和泉竜司ら、1トップのユンカーや永井と関わりを持ちながら、ゴールに突き進んでいくことになるはずだ。

 ただ、広島最終年だった2022年、ミヒャエル・スキッベ監督から右ウイングバックで起用された時は、本人もかなり苦戦していた。

「あの時は難しく考えすぎていたのかな。やっぱり自分のプレーをするだけかなと。どのポジションでもそれができる準備をしたいですね」と、今季の彼は過去の反省も踏まえながら、具体的なイメージを作り上げているという。そういう形が実戦でより多く出るようになれば理想的だ。

 一方のシャドーでは、マテウスや和泉、菊地泰智、ボランチ兼任の森島司など選択肢は多い。そこに浅野が食い込もうと思うなら、やはりゴールで違いを見せるしかない。

「名古屋での浅野雄也? 得点のところはこだわっていきたいですし、左でのカットインシュートでは違いを見せたいなと思います」と本人はキッパリと言い切った。
 
「雄也は抜け出しのところもそうだし、仕掛ける力、シュートのうまさというのを練習試合でも証明していると思います。輝綺とかもそうだけど、新戦力たちが思った以上に自分の色を出してくれている。みんなパーソナリティを持った選手たちですし、本当に力になってくれると思います」

 ベテランの稲垣も太鼓判を押したが、やはり浅野を筆頭に新たな面々がチームに活力を与えられるかどうか。それがカギになるのは間違いない。

 長谷川監督体制の過去3年間は8位、6位、11位と中位をウロウロする形になったが、今季こそはその停滞感を打破すべく、選手個々が眩いばかりの輝きを放つ必要がある。背番号9という偉大なナンバーを付けることになった27歳のレフティは、二桁得点という目標を有言実行してほしいものである。

取材・文●元川悦子(フリーライター)

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