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「誰も指図することなんてできない」ついに世界一の称号を手にしたヴィニシウス。“操り人形”から12戦8G6Aの“決勝戦男”へと大変貌【現地発】

カテゴリ:メガクラブ

エル・パイス紙

2025年01月18日

「とうとう僕が世界最高の選手になったと言える時が来た」

 その一方で、インターコンチネンタルカップが開催されたカタール滞在期間中にFIFA年間最優秀選手賞のThe Bestを受賞した際には、ここぞとばかりに自己を正当化することを忘れなかった。

「自分が誰のために戦うべきなのか、どのように振る舞うべきなのかを、誰も指図することなんてできない。僕のやっていることを無価値なものにしようとしても、心構えがない連中には何もできやしないんだ。とうとうその時が来たんだ。僕が世界最高の選手になったと言える時がね。そのために懸命に闘ってきた。(生まれ故郷のリオデジャネイロ州の)サンゴンサロにいた頃、社会は僕のことを気にも留めなかった。僕はほとんど飲み込まれそうだった」
 
 ヴィニシウスは、社会から疎外されたコミュニティで育った成功者と人種差別に立ち向かう反逆者との狭間で、自らをサッカーの枠を超えた環境に身に置いてしまうことが往々にしてある。しかしすべてのバックグラウンドには、“マリオネット”から“決勝戦男”へと大変貌を遂げた偉大なフットボーラーがそびえ立っている。

文●ロレンソ・カロンヘ(エル・パイス紙レアル・マドリー番)
翻訳●下村正幸

※『サッカーダイジェストWEB』では日本独占契約に基づいて『エル・パイス』紙のコラム・記事・インタビューを翻訳配信しています。

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