南野は高値安定の仕事ぶりを披露
アタッカー陣も迷ったが、JリーグMVPの武藤嘉紀(神戸)と欧州組の南野拓実(モナコ)、中村敬斗(スタッド・ドゥ・ランス)の3人をピックアップした。
武藤に関しては国内トップの働きを見せており、誰も異論を唱える人はいないだろう。南野は23-24シーズン通算で30試合に出場し9得点・6アシストと高値安定の仕事ぶりを披露。今季はまだ1ゴール・1アシストと数字的にはやや物足りないが、日本代表の2シャドーの主軸としてのインパクトを含めれば、ベストイレブン入りする資格は十分だ。
成長株の中村の進化も目を見張るものがある。特に今季は前半戦だけで6ゴールをマーク。5戦連発という離れ業もやってのけた。代表では三笘薫(ブライトン)という強力なライバルがいるため、ジョーカー的な起用が中心だが、10月のオーストラリア戦でのオウンゴール誘発など「チームを勝たせられる存在」になりつつある。2025年は格上リーグ移籍もあるのではないか。
最後にFW陣だが、代表で最終予選前半戦の得点王に輝いた小川航基(NEC)と、初のドイツ1部参戦で早くも6点を奪っている町野修斗(キール)を選んだ。
武藤に関しては国内トップの働きを見せており、誰も異論を唱える人はいないだろう。南野は23-24シーズン通算で30試合に出場し9得点・6アシストと高値安定の仕事ぶりを披露。今季はまだ1ゴール・1アシストと数字的にはやや物足りないが、日本代表の2シャドーの主軸としてのインパクトを含めれば、ベストイレブン入りする資格は十分だ。
成長株の中村の進化も目を見張るものがある。特に今季は前半戦だけで6ゴールをマーク。5戦連発という離れ業もやってのけた。代表では三笘薫(ブライトン)という強力なライバルがいるため、ジョーカー的な起用が中心だが、10月のオーストラリア戦でのオウンゴール誘発など「チームを勝たせられる存在」になりつつある。2025年は格上リーグ移籍もあるのではないか。
最後にFW陣だが、代表で最終予選前半戦の得点王に輝いた小川航基(NEC)と、初のドイツ1部参戦で早くも6点を奪っている町野修斗(キール)を選んだ。
小川も町野も欧州挑戦は2023年夏。にもかかわらず、小川は昨季オランダ1部で11ゴールを挙げ、日本代表に返り咲き、重要な役割を果たすようになった。もともと東京五輪世代の代表格であり、ここまで来るのに時間がかかった印象もあるが、20代後半になってグングン伸びているのは間違いない。
町野も1年でドイツ2部から1部昇格を果たし、今季は幅広いパフォーマンスを見せている。まだ最終予選突入後の代表抜擢はないが、2022年カタールW杯メンバーである彼のことを森保監督もチェックし続けているはず。2025年の復帰は近そうだ。
こういった面々が日本サッカーをリードし、さらなる高みへと導いてくれれば理想的。この先も個のレベルアップに努めてほしい。
取材・文●元川悦子(フリーライター)
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こういった面々が日本サッカーをリードし、さらなる高みへと導いてくれれば理想的。この先も個のレベルアップに努めてほしい。
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