期待を背負い続けた高校3年間
進路はまだ決まっていない。海外クラブなのか、Jクラブなのか注目されているが、それも含めて名和田の高校3年間は常に周囲からの期待を背負い続けてきた。
1年生の時からアタッカーとしてレギュラーで活躍し、2年時からエースナンバーの14番を託されてきた。U-17日本代表の攻撃の要としてU-17アジアカップ、U-17W杯で活躍。この世代を代表する選手の1人となった。
「チームのキャプテンをしていましたし、14番でもあったので、チヤホヤされることが多かったかも知れませんが、その分、負けた試合は自分の責任とものすごく思っていて、そこで勝たせるか勝たせないかは大きな差だと、この1年間で痛感してきました」
強烈な責任感ゆえに悩みも多かった。だが、成長意欲が旺盛な名和田は、そうした要素も全て前向きに捉えていた。
1年生の時からアタッカーとしてレギュラーで活躍し、2年時からエースナンバーの14番を託されてきた。U-17日本代表の攻撃の要としてU-17アジアカップ、U-17W杯で活躍。この世代を代表する選手の1人となった。
「チームのキャプテンをしていましたし、14番でもあったので、チヤホヤされることが多かったかも知れませんが、その分、負けた試合は自分の責任とものすごく思っていて、そこで勝たせるか勝たせないかは大きな差だと、この1年間で痛感してきました」
強烈な責任感ゆえに悩みも多かった。だが、成長意欲が旺盛な名和田は、そうした要素も全て前向きに捉えていた。
「僕自身、期待されることはすごく嬉しいことなので、それに応えていけるか、いけないかは自分次第ということは当たり前でした。そこで期待に応えた試合もあれば、そうじゃない試合もあった。結果的にインターハイ決勝や選手権予選決勝のように、そうじゃない方が印象強く残ってしまった。
重要な試合で勝つことの難しさ、そこで結果を出すことの難しさは、これからもたくさん感じると思う。でも、多くの期待がこれからさらにあると思うので、それを背負って戦っていかなければいけない自覚はすごくあります」
全力で走り抜いた高校サッカーはこれで終わった。ここからは新たなステージに向けてまた走り出すのみ。精悍な顔つきになった神村学園のエースは、今後どのような道を歩んでいくのか。どの道を選んでも楽しみしかないのは間違いない。
取材・文●安藤隆人(サッカージャーナリスト)
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