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「ハリケーンと化した主役」バルサ戦で躍動した久保建英にソシエダ番記者が最大級の賛辞!「不可能に思えたミッションもタケには関係ない」【現地発】

カテゴリ:海外日本人

ミケル・レカルデ

2024年11月15日

「拍手を浴びてファンが僕を愛してくれると実感できた」

 開始早々にホン・アランブルにボールを預けてチャンスの起点に。縦に抜けたアランブルのクロスにルカ・スチッチが合わせたが、マルク・カサドがクリアしてゴールを死守した。

 その後は今なお物議を醸しているロベルト・レバンドフスキのオフサイド判定によるゴールの取り消しも挟んで、試合はバルサのペースで進んだ。

 その流れを変えていったのがやはりタケで、19分に右足のクロスでオジャルサバルのシュートを演出。観客はゴールを確信し、ボールがブライス・メンデスの踵に当たらなければという場面だった。

 30分に今度は縦に突破した1度目の仕掛け、中に切り込んだ2度目の仕掛けで相手DF陣を切り裂いた後、左足を一閃。シュートは惜しくもイニャキ・ペーニャの正面を突いたが、この日最高の個人技だった。

 前半アディショナルタイムのカサドを手玉に取った後、そのままドリブルで運んでスペースに走り込んだシェラルド・ベッカーにパスを送ったプレーもキレキレだった。ベッカーの左サイドからのクロスに、フリーの状態で合わせたオジャルサバルは決めなければならない絶好機だった。
 
 後半もタケは積極的にボールに関与しながら、守備でもスプリントを繰り返してファンの喝さいを浴びた。結局ゴールは33分のベッカーの1点のみにとどまったが、タケが認めたように、3-0になってもおかしくない内容だった。

 改めてソシエダのクラックであることを実証した一夜。「とても気分が良い。ソシエダの一員だと感じたし、拍手を浴びてファンが僕を愛してくれると実感できた」

 試合後の言葉からはタケのソシエダでの生活が我々が想像している以上に長く続くかもしれないという期待感を抱かせた。こんな熱いプレーを見せられて、しびれないファンはいない。

取材・文●ミケル・レカルデ(ノティシアス・デ・ギプスコア)
翻訳●下村正幸

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