香川との共存に続き、「司令塔・清武」の可能性も示す。
本田と香川の不在のなか、FIFAランク20位のボスニア・ヘルツェゴビナを退けていれば、ダブルエースへの依存症を解消できたと言えたかもしれない。その点では、理想の結末ではなく、清武も「こういう時(本田と香川が不在時)に結果を出さないと意味がない」と語る。それでも、香川との共存を具現化したブルガリア戦に続き、ボスニア・ヘルツェゴビナ戦で示した「司令塔・清武」の可能性が霞んだわけではない。
3月のワールドカップ2次予選での活躍を含め、清武は香川との差を一気に縮め、肩を並べるほどの勢いだと言っても過言ではない。それは、下の世代からの突き上げを望んでいる香川、そしてチーム全体のレベルアップを考えても望ましいこと。9月から始まる最終予選でも、清武の一挙手一投足が注目されることになりそうだ。
取材・文:小田智史(サッカーダイジェスト編集部)
3月のワールドカップ2次予選での活躍を含め、清武は香川との差を一気に縮め、肩を並べるほどの勢いだと言っても過言ではない。それは、下の世代からの突き上げを望んでいる香川、そしてチーム全体のレベルアップを考えても望ましいこと。9月から始まる最終予選でも、清武の一挙手一投足が注目されることになりそうだ。
取材・文:小田智史(サッカーダイジェスト編集部)