中国側からは「いつか江蘇蘇寧の中国人選手がインテル入りすることを望む」との期待も。
イタリアの有力スポーツ2紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』『コリエレ・デッロ・スポルト』だけでなく、経済専門紙『イル・ソーレ24オーレ』もサイト上で速報を行うなど、イタリアでの関心も非常に高い。
気になるのは、DF長友佑都に関する処遇だ。
長友は今年4月に2019年までの契約延長を果たしたばかり。チーム初にしてクラブ唯一のアジア圏出身選手である長友の存在がどのように受け止められるか、新オーナーや中国のファンからの反応は未知数だ。
南京での会見では、サネッティ副会長と蘇寧グループの幹部が今後のチーム編成について語り合う場面もあった。
副会長は「来季のチームはセリエAやELで主役を張るチームにする。是が非でもCLに戻らなくてはならない」と抱負を述べると、中国側からは「いつか江蘇蘇寧の中国人選手がインテル入りすることを望みます」と将来への期待も。
世界経済で猛威を奮う中国資本の波は、ついに近年のCL制覇とクラブW杯優勝経験を持つインテルの買収に至った。セリエA初の中国資本クラブとなったインテルは新たな一歩を踏み出した。
文:弓削高志(スポーツライター)
気になるのは、DF長友佑都に関する処遇だ。
長友は今年4月に2019年までの契約延長を果たしたばかり。チーム初にしてクラブ唯一のアジア圏出身選手である長友の存在がどのように受け止められるか、新オーナーや中国のファンからの反応は未知数だ。
南京での会見では、サネッティ副会長と蘇寧グループの幹部が今後のチーム編成について語り合う場面もあった。
副会長は「来季のチームはセリエAやELで主役を張るチームにする。是が非でもCLに戻らなくてはならない」と抱負を述べると、中国側からは「いつか江蘇蘇寧の中国人選手がインテル入りすることを望みます」と将来への期待も。
世界経済で猛威を奮う中国資本の波は、ついに近年のCL制覇とクラブW杯優勝経験を持つインテルの買収に至った。セリエA初の中国資本クラブとなったインテルは新たな一歩を踏み出した。
文:弓削高志(スポーツライター)