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いつの時代もプライドが激しくぶつかり合う「市船」と「流経柏」のビッグマッチ。勝者にホッとしている暇はない。敗者はリベンジに燃えている

カテゴリ:高校・ユース・その他

安藤隆人

2024年10月16日

対峙するとしたらファイナルの舞台だ

 最小スコアの1-0で市船が今季の成績を2勝1分にする勝利を掴んだ。しかし、まだ市船は11位と、プレミア残留に向けて予断を許さない状況にある。

「もう僕らは1試合1試合を必死に戦うだけ。選手権に出ること、プレミアに残留することをまず絶対目標にしてやっていきたい」と久保原が口にしたように、この勝利でホッとしている暇はないと、次に向けて気を引き締めている。

 一方の流経柏では試合後、榎本雅大監督が選手とコミュニケーションを取る姿が印象的だった。チーム全体からライバルに敗れ、かつ今季一度も勝てていないことに対する悔しさがひしひしと伝わってきた。

 このままでは終われないと選手権予選でリベンジし、2021年度の選手権以来となる全国への扉をこじ開けるべく燃えに燃えている。
 
 今季4度目の対決は予選の組み合わせを見ると、決勝で顔を合わせる形となるが、トーナメント戦ゆえに実現するかどうかは分からない。だが、実現した時は間違いなく全国トップクラスの激戦となるだろう。

 その決戦を迎える時まで、両チームの選手たちは厳しいトレーニングとチーム内競争に打ち勝ちながら、切磋琢磨をしてチームとしての完成度を高めていくだろう。お互いの意地とプライドをかけて。

取材・文●安藤隆人(サッカージャーナリスト)

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