6月3日に初陣のアメリカ戦。新生なでしこを率いる初の女性指揮官の素顔とは?

カテゴリ:日本代表

馬見新拓郎

2016年06月02日

周囲の評判は非常に高い。

2014年にはU-17女子ワールドカップで日本を世界一に導いた。アンダー世代では数々の実績を残す。(C) Getty Images

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 2013年のU-16日本女子代表監督就任時から取材する筆者が高倉監督に感じるのは、周囲からの評判が非常に良いということだ。メディアの一人ひとりに常に笑顔で接する気さくな性格で、よくジョークも言って、メディア対応の場を和ませる。
 
 ある選手が「憧れの存在」と言えば、ある選手は「カッコいい」と語り、「最高の指導者」とも話す。高倉監督は女性ならではの気付きと、自身の経験をもとに、敏感な年頃の選手とどう接すればいいのかを理解しているのだろう。
 
 それはU-16代表監督時代から、二人三脚で指導を行なってきた大部由美コーチも同様だ。高倉監督が主に攻撃面、大部コーチが主に守備面を指導するのだが、ふたりは実際に選手の前でプレーをし、『明日の試合で使える』的確で具体的な指示を伝える。
 
 今回のなでしこジャパンのコーチングスタッフに盟友の大部コーチが入ったことは、高倉監督にとって非常に心強いことだろう。
 
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