神戸――交代出場の3人が試合の流れを変える。

【警告】大宮=なし 神戸=P・ジュニオール(29分)、レアンドロ(48分)、小林(71分)
【退場】なし
【MAN OF THE MATCH】奥井 諒(大宮)

値千金の同点ゴールを奪ったレアンドロ。神戸は交代選手の活躍で貴重な勝点1を獲得した。写真:茂木あきら(サッカーダイジェスト写真部)
【神戸|採点・寸評】
GK
18 キム・スンギュ 6
クロスを奥井に押し込まれた1失点目、フリーで江坂に打たれた2失点目と、ともに成す術なし。53分のファインセーブなど、押し込まれた時間にしっかり耐えた点は評価したい。
DF
6 高橋峻希 5.5
江坂の動きに釣られ、沼田に裏を取られるシーンが数回見られた。左サイド中心の攻めだったため、攻撃面でも存在感を発揮できなかった。
4 北本久仁衛 5.5
伊野波が不安定なパフォーマンスを続けるなか、身体を張って最終ラインを牽引。読みを利かせて奮闘した。ただ、スピード勝負では分が悪かった。
39 伊野波雅彦 5
マッチアップした家長に翻弄される。2失点目のシーンでは、江坂にマークを振り切られた。気合いが空回りした感が強い。
3 相馬崇人 5.5
1失点目のシーンでは後ろから走り込まれた奥井に対応し切れなかった。攻撃面では良い攻め上がりを見せるも、好クロスと呼べたのは前半と後半の立ち上がりの2本くらい。相手陣内でのプレー精度を高めたかった。
MF
9 石津大介 5(62分OUT)
29分に初シュートを放つまで試合から完全に消えていた。後半に入りようやくギアを上げたが、49分の決定機は決められず。
33 村松大輔 5(23分 OUT)
中盤に頻繁に下がってくる江坂ケアし切れず、ポジションを見失ったのかポツンと浮いている時間が続いた。23分には早くも田中英と交代となった。
24 三原雅俊 5.5(67分OUT)
ボールを動かそうと何度かサイドチェンジを狙った。しかし、大事な守備面では最終ラインの防波堤となれず、大宮攻撃陣に自由を与えた。
19 渡邉千真 5.5
かつてのチームメイトで、大学の後輩でもある奥井と攻防を繰り返した。失点時には奥井に相馬との間に上手く入られ、ゴールを許す。攻撃面ではボールを上手く収めたが、自ら仕掛ける回数は少なかった。
FW
7 ペドロ・ジュニオール 5
大半の時間でボールが足に付かず、ロストを繰り返した。レアンドロとのコンビネーションはこの日は不通。69分のビッグチャンスも加藤の好セーブに止められた。
FW
11 レアンドロ 6
クロスに反応する一瞬のキレはあったものの、ポストプレーの正確性はイマイチだった。が、終盤に大仕事。田中のクロスに上手く合わせて同点ゴールを奪った。
交代出場
MF
17 田中英雄 6.5(23分 IN)
ボックス・トゥ・ボックスで広範囲に動き回った。劣勢を強いられたチームを鼓舞し、終盤にはレアンドロの同点ゴールをアシスト。
15 小林成豪 6.5(62分IN)
78分に反撃の狼煙となるJリーグ初ゴールをゲット。その後も幾度も右サイドを疾走し、同点弾への機運を高めた。
14 藤田直之 6.5(67分IN)
長短を織り交ぜたパスで攻撃陣を操ると、78分に正確なCKで小林のゴールを導く。先発で出ていれば、ゲーム自体が変わった可能性も。
監督
ネルシーニョ 6
的確な交代策で試合の流れを変えた。それでも前半はなにもできなかった点を考えれば、先発陣のチョイスに失敗したと言える。
※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。
GK
18 キム・スンギュ 6
クロスを奥井に押し込まれた1失点目、フリーで江坂に打たれた2失点目と、ともに成す術なし。53分のファインセーブなど、押し込まれた時間にしっかり耐えた点は評価したい。
DF
6 高橋峻希 5.5
江坂の動きに釣られ、沼田に裏を取られるシーンが数回見られた。左サイド中心の攻めだったため、攻撃面でも存在感を発揮できなかった。
4 北本久仁衛 5.5
伊野波が不安定なパフォーマンスを続けるなか、身体を張って最終ラインを牽引。読みを利かせて奮闘した。ただ、スピード勝負では分が悪かった。
39 伊野波雅彦 5
マッチアップした家長に翻弄される。2失点目のシーンでは、江坂にマークを振り切られた。気合いが空回りした感が強い。
3 相馬崇人 5.5
1失点目のシーンでは後ろから走り込まれた奥井に対応し切れなかった。攻撃面では良い攻め上がりを見せるも、好クロスと呼べたのは前半と後半の立ち上がりの2本くらい。相手陣内でのプレー精度を高めたかった。
MF
9 石津大介 5(62分OUT)
29分に初シュートを放つまで試合から完全に消えていた。後半に入りようやくギアを上げたが、49分の決定機は決められず。
33 村松大輔 5(23分 OUT)
中盤に頻繁に下がってくる江坂ケアし切れず、ポジションを見失ったのかポツンと浮いている時間が続いた。23分には早くも田中英と交代となった。
24 三原雅俊 5.5(67分OUT)
ボールを動かそうと何度かサイドチェンジを狙った。しかし、大事な守備面では最終ラインの防波堤となれず、大宮攻撃陣に自由を与えた。
19 渡邉千真 5.5
かつてのチームメイトで、大学の後輩でもある奥井と攻防を繰り返した。失点時には奥井に相馬との間に上手く入られ、ゴールを許す。攻撃面ではボールを上手く収めたが、自ら仕掛ける回数は少なかった。
FW
7 ペドロ・ジュニオール 5
大半の時間でボールが足に付かず、ロストを繰り返した。レアンドロとのコンビネーションはこの日は不通。69分のビッグチャンスも加藤の好セーブに止められた。
FW
11 レアンドロ 6
クロスに反応する一瞬のキレはあったものの、ポストプレーの正確性はイマイチだった。が、終盤に大仕事。田中のクロスに上手く合わせて同点ゴールを奪った。
交代出場
MF
17 田中英雄 6.5(23分 IN)
ボックス・トゥ・ボックスで広範囲に動き回った。劣勢を強いられたチームを鼓舞し、終盤にはレアンドロの同点ゴールをアシスト。
15 小林成豪 6.5(62分IN)
78分に反撃の狼煙となるJリーグ初ゴールをゲット。その後も幾度も右サイドを疾走し、同点弾への機運を高めた。
14 藤田直之 6.5(67分IN)
長短を織り交ぜたパスで攻撃陣を操ると、78分に正確なCKで小林のゴールを導く。先発で出ていれば、ゲーム自体が変わった可能性も。
監督
ネルシーニョ 6
的確な交代策で試合の流れを変えた。それでも前半はなにもできなかった点を考えれば、先発陣のチョイスに失敗したと言える。
※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。

5月26日発売号のサッカーダイジェストは、オーバーエイジ特集。果たして、リオ五輪のオーバーエイジ候補は誰なのか? 本命、対抗、大穴で予想してみました。またU-23日本代表企画では「残り15枠を巡るサバイバル」に迫り、6月復帰予定の室屋選手(FC東京)にインタビュー取材。クラブダイジェストでは、J2で好調の札幌を取り上げています。