U-19日本代表発の強烈なメッセージ。横浜の和田昌士がブラジルを相手に躍動!

カテゴリ:Jリーグ

サッカーダイジェストWeb編集部

2016年05月22日

「ゲーム感覚が落ちていたのは間違いない」

ブラジル戦で追加点を奪った和田。試合勘は鈍っていたが、「だからこそしっかりと考えてプレーした」と語った。写真:安藤隆人

画像を見る

 ルーキーであるがゆえに、所属する横浜では多くの出場機会を得られない。当然、今大会でも彼のゲームコンディションが心配されたが、試合後の表情にはプレーを楽しめた充実感が浮かんでいた。
 
「ゲーム感覚は(実戦が)少なかった分、落ちていたのは間違いありません。だからこそ、自分でしっかりと考えながらプレーをしました。ブラジルを相手に、どこまで自分の力が通用するのか楽しみだったので、満足はしていませんが、楽しかったです」
 
 そして、コメントの最後に彼の強い意志と決意が込められていた。
 
「こういう場で活躍すれば、マリノスのスタッフも必ず見ていてくれるので、そうすればマリノスでもチャンスをもらえるようになると思います。だからこそ、試合に出られるチャンスはどんな時でも、時間が短くても大事にしたい」
 
 ブラジルを相手に見せた躍動によって、所属チームでの出番が増えれば、さらなるゲーム感覚の向上といった好循環が生まれるはずだ。和田は次の最終戦・日韓戦でも強烈なメッセージを放つ準備を整えている。
 
取材・文:安藤隆人(サッカージャーナリスト)
 
【関連記事】
【リオ五輪代表】浅野の同点弾及ばず初戦黒星…。岩波の負傷退場で最終ラインに懸念材料
【パラグアイ戦|採点&寸評】岩波が膝を痛めて負傷交代。2016年初黒星を喫し、プラス評価はボランチの原川だけ
【DFBカップ決勝】PK戦の末にペップ・バイエルン有終の美! ドルトムントは無冠…
ミランは本田が攻守に奮闘するも、ユーベがモラタの延長ゴールでコッパ・イタリア連覇!
U-23チームのJ3参戦が効果を発揮。G大阪がU-19代表に最多5人を供給できる理由

サッカーダイジェストTV

詳細を見る

 動画をもっと見る

Facebookでコメント

サッカーダイジェストの最新号

  • 週刊サッカーダイジェスト なでしこJに続け!
    4月10日発売
    U-23日本代表
    パリ五輪最終予選
    展望&ガイド
    熾烈なバトルを総力特集
    詳細はこちら

  • ワールドサッカーダイジェスト 世界各国の超逸材を紹介!
    4月18日発売
    母国をさらなる高みに導く
    「新・黄金世代」大研究
    列強国も中小国も
    世界の才能を徹底網羅!!
    詳細はこちら

  • 高校サッカーダイジェスト 高校サッカーダイジェストVo.40
    1月12日発売
    第102回全国高校選手権
    決戦速報号
    青森山田が4度目V
    全47試合を完全レポート
    詳細はこちら

>>広告掲載のお問合せ

ページトップへ