新潟――守田のPKストップから一気に巻き返したが…。

【警告】浦和=宇賀神(51分) 新潟=大野(19分)
【退場】なし
【MAN OF THE MATCH】レオ・シルバ(新潟)

攻守に奮闘したL・シルバ。広範囲に動き回り、ピッチを支配した。(C)SOCCER DIGEST
【新潟|採点・寸評】
GK
21 守田達弥 6.5
枠に飛んできた決定的なシュートは少なく、それほど慌しく動き回ることもなかったが、興梠のPKを右に跳んで残った左足で防御。これが貴重な勝点1をもぎ取る契機となった。
DF
4 舞行龍ジェームズ 6.5
反則ぎりぎりの気迫あふれるチャージでボールに向かっていった。長身を生かした空中戦でも威力を発揮し、フリーの状態でヘディングさせた場面もほとんどない活躍ぶりだった。
3 増田繁人 6.5
興梠が15分にゴール前から決定打を放ったが、素早く身体を投げ出してブロック。この防御が大きかったし、増田には自信になったようで、特に後半は付け入るスキを与えなかった。
2 大野和成 6.5
浦和のウイングバックは関根、宇賀神、梅崎、駒井と計4人が入れ替わったが、やっかいな関根との対面勝負にも臆せず対処し、4人ともに決定的な仕事をさせない出来を示した。
MF
5 前野貴徳 5.5
いざ攻撃という段階でボールを預かった時、パスとドリブルで計3度ミスがあり、絶好機をつぶしていたのが前半。後半は4分に平松へ最高の最終パスを送るなど調子を戻した。
13 加藤 大 6
前半途中まではボール奪取など守備に追われるプレーが目に付いた。しかしチームに守りのリズムが生まれ始めると、好パスの供給をはじめ53分には惜しいシュートも放っている。
8 レオ・シルバ 7
主将として攻守をつなぐ大黒柱として、“95分間”ピッチを縦横にフル稼働した。パスを引き出すツボを心得ているだけにポジション取りもよく、攻撃の大半が8番を経由していた。
25 小泉 慶 6
前半は攻撃を自重して守備に重心を置いていたが、機を見た攻撃参加には迫力があり、44分には決定的な一撃を放った。浦和ボールには素早い帰陣で5バックの右で応対していた。
14 田中達也 6(68分OUT)
10試合連続先発するほどコンディションが良いのは、運ぶかパスかの瞬間的な判断の良さでも見て取れた。43分、44分、54分と決定打の起点となった一連のプレーは熟練らしい。
16 平松 宗 6(82分OUT)
49分、前野からの最終パスは決めたかったが、わずかに左にそれてサイドネット。先発が2試合目とあり連係面など不慣れな場面も見られたが、徐々に自信に満ちた動きに変わった。
FW
9 山﨑亮平 6.5(84分OUT)
浦和からのリーグ戦2勝目を逃し、今季初得点の好機も逸し続けただけに「勝点1では納得していない」は本音だ。動き出しが素晴らしかったことで、たくさんの好パスが届いた。
交代出場
MF
26 端山 豪 6(68分IN)
丁寧にボールをさばき、視野の広さを認知させるパスを散らした。押せ押せの時間帯に投入されたとあり、守りにも気を遣いつつ縦へ前にと進出する気概を感じさせる動きだった。
37 野津田岳人 -(82分IN)
それほどボールに触れるチャンスを得られなかったが、浦和にしてみたらこの時間帯に馬力のある若手が出てくるのは嫌なものだろう。
18 成岡 翔 -(84分IN)
今季初出場。トップに入って短い出場時間の中でもベテランらしい動きを披露した。足下でもスペースでもボールをもらい、きっちりシュートをお見舞いするあたりに意地を見た。
監督
吉田達磨 6.5
「これだけ足がつったのは初。それだけよく走っていた」。敵地で首位と互角以上の戦いができたのは分析の成果だ。基本は4バックだろうが、変則的な3人DFで無失点に封じた。
取材・文:河野 正
※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。
GK
21 守田達弥 6.5
枠に飛んできた決定的なシュートは少なく、それほど慌しく動き回ることもなかったが、興梠のPKを右に跳んで残った左足で防御。これが貴重な勝点1をもぎ取る契機となった。
DF
4 舞行龍ジェームズ 6.5
反則ぎりぎりの気迫あふれるチャージでボールに向かっていった。長身を生かした空中戦でも威力を発揮し、フリーの状態でヘディングさせた場面もほとんどない活躍ぶりだった。
3 増田繁人 6.5
興梠が15分にゴール前から決定打を放ったが、素早く身体を投げ出してブロック。この防御が大きかったし、増田には自信になったようで、特に後半は付け入るスキを与えなかった。
2 大野和成 6.5
浦和のウイングバックは関根、宇賀神、梅崎、駒井と計4人が入れ替わったが、やっかいな関根との対面勝負にも臆せず対処し、4人ともに決定的な仕事をさせない出来を示した。
MF
5 前野貴徳 5.5
いざ攻撃という段階でボールを預かった時、パスとドリブルで計3度ミスがあり、絶好機をつぶしていたのが前半。後半は4分に平松へ最高の最終パスを送るなど調子を戻した。
13 加藤 大 6
前半途中まではボール奪取など守備に追われるプレーが目に付いた。しかしチームに守りのリズムが生まれ始めると、好パスの供給をはじめ53分には惜しいシュートも放っている。
8 レオ・シルバ 7
主将として攻守をつなぐ大黒柱として、“95分間”ピッチを縦横にフル稼働した。パスを引き出すツボを心得ているだけにポジション取りもよく、攻撃の大半が8番を経由していた。
25 小泉 慶 6
前半は攻撃を自重して守備に重心を置いていたが、機を見た攻撃参加には迫力があり、44分には決定的な一撃を放った。浦和ボールには素早い帰陣で5バックの右で応対していた。
14 田中達也 6(68分OUT)
10試合連続先発するほどコンディションが良いのは、運ぶかパスかの瞬間的な判断の良さでも見て取れた。43分、44分、54分と決定打の起点となった一連のプレーは熟練らしい。
16 平松 宗 6(82分OUT)
49分、前野からの最終パスは決めたかったが、わずかに左にそれてサイドネット。先発が2試合目とあり連係面など不慣れな場面も見られたが、徐々に自信に満ちた動きに変わった。
FW
9 山﨑亮平 6.5(84分OUT)
浦和からのリーグ戦2勝目を逃し、今季初得点の好機も逸し続けただけに「勝点1では納得していない」は本音だ。動き出しが素晴らしかったことで、たくさんの好パスが届いた。
交代出場
MF
26 端山 豪 6(68分IN)
丁寧にボールをさばき、視野の広さを認知させるパスを散らした。押せ押せの時間帯に投入されたとあり、守りにも気を遣いつつ縦へ前にと進出する気概を感じさせる動きだった。
37 野津田岳人 -(82分IN)
それほどボールに触れるチャンスを得られなかったが、浦和にしてみたらこの時間帯に馬力のある若手が出てくるのは嫌なものだろう。
18 成岡 翔 -(84分IN)
今季初出場。トップに入って短い出場時間の中でもベテランらしい動きを披露した。足下でもスペースでもボールをもらい、きっちりシュートをお見舞いするあたりに意地を見た。
監督
吉田達磨 6.5
「これだけ足がつったのは初。それだけよく走っていた」。敵地で首位と互角以上の戦いができたのは分析の成果だ。基本は4バックだろうが、変則的な3人DFで無失点に封じた。
取材・文:河野 正
※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。