決定的なチャンスの数は、新潟のほうが上回った印象。
J1リーグは5月14日、第1ステージ12節の6試合を開催。埼玉スタジアム2002で行なわれた浦和対新潟は、0-0のスコアレスドローで終わった。
立ち上がりは浦和がペースを握った。阿部や遠藤が後方からビルドアップし、前線では李や興梠のポストワークに柏木が絡んで揺さぶりをかける。そうして新潟の守備陣を翻弄し、20分にエリア内で縦パスを受けた興梠がファールを誘ってPKを獲得した。
しかし、このPKを興梠が失敗。すると、次第に新潟のディフェンスが落ち着きを取り戻す。堅守速攻が機能し始めた前半終了間際には、田中や山崎のカウンターから何度かチャンスを作った。
後半は新潟が安定した守備で、次第に試合のペースを引き寄せていく。浦和にボールを持たれるものの、小泉のハードワークでサイド攻撃を封じつつ、縦パスを厳しくチェックして前線の起点を潰し、素早く攻守を切り替えてカウンターにつなげた。試合終盤には成岡が決定的なチャンスを迎えるなど、ゴールが生まれてもおかしくないシチュエーションも作った。
しかし、そのまま試合はスコアレスで終了。ポゼッションでは浦和が圧倒したが、決定的なチャンスの数では、新潟が上回った印象だ。
浦和は06年8月以降のリーグ戦で15勝4分と新潟を"カモ"にしていたが、今回はその相性の良さを活かせなかった。
立ち上がりは浦和がペースを握った。阿部や遠藤が後方からビルドアップし、前線では李や興梠のポストワークに柏木が絡んで揺さぶりをかける。そうして新潟の守備陣を翻弄し、20分にエリア内で縦パスを受けた興梠がファールを誘ってPKを獲得した。
しかし、このPKを興梠が失敗。すると、次第に新潟のディフェンスが落ち着きを取り戻す。堅守速攻が機能し始めた前半終了間際には、田中や山崎のカウンターから何度かチャンスを作った。
後半は新潟が安定した守備で、次第に試合のペースを引き寄せていく。浦和にボールを持たれるものの、小泉のハードワークでサイド攻撃を封じつつ、縦パスを厳しくチェックして前線の起点を潰し、素早く攻守を切り替えてカウンターにつなげた。試合終盤には成岡が決定的なチャンスを迎えるなど、ゴールが生まれてもおかしくないシチュエーションも作った。
しかし、そのまま試合はスコアレスで終了。ポゼッションでは浦和が圧倒したが、決定的なチャンスの数では、新潟が上回った印象だ。
浦和は06年8月以降のリーグ戦で15勝4分と新潟を"カモ"にしていたが、今回はその相性の良さを活かせなかった。