J１リーグ・１stステージ12節
FC東京 – サガン鳥栖
５月13日（金）／19:00／味の素スタジアム
 
サガン鳥栖
1stステージ成績（11節終了時／10試合消化）： 16位　勝点８　２勝２分６敗　７得点・12失点
 
【最新チーム事情】
●前節は広島相手に打つ手がなく完敗を喫する。
●トップ下・鎌田が怪我から復帰。
●U-23代表メンバーに選出された牲川はガーナ戦では出場なし。追加招集された三丸は後半途中に出場し、ソツのないプレーを披露。
 
【担当記者の視点】
　前節は、試合巧者の広島に完敗を喫した。前線からのプレスがはまらず、３失点。またサイドからクロスを入れても撥ね返され、シュートはペク・ソンドンの１本のみと攻守両面で精彩を欠いた。最大の敗因は、開始早々の失点で後手に回り、リズムを作れなかった点だった。
 
　今節は、フィッカデンティ監督が昨季まで指揮していたFC東京とアウェーで対戦。フィッカデンティ監督の手の内を知られているだけに、苦戦する可能性はある。ただ戦術を変えるつもりはなく、これまで指向してきたハイプレスとサイド攻撃を洗練させて臨むはずだ。指揮官は、福岡に次いでワースト２位の７得点という攻撃力不足を補うために、「クオリティを高めるだけ」と選手の成長を促している。
 
　そのなかで吉報は、負傷していた鎌田の復帰だ。ガーナ代表と戦ったU－23代表のメンバーからは外れたが、コンディションは上がってきている。巧みなボールコントロールで前線にアクセントを加えて欲しい。得点力不足に悩むチームの救世主となれるか。
 
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