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【バイタルエリアの仕事人】vol.42 小森飛絢|「参考にしているのは…」J2屈指の万能型FWが理想とするストライカー像。対戦して衝撃を受けた選手も明かす「ボールを奪える気すらしなかった」

カテゴリ:Jリーグ

中川翼(サッカーダイジェストWeb編集部)

2024年07月31日

「何でもできるフォワードになりたい」

自分の強みは「いろんな形からゴールを決められるところ」と話す小森。写真:田中研治(サッカーダイジェスト写真部)

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 小森の特筆すべき点は、その多彩な得点パターンだろう。昨季決めた13ゴールは、右足が5点、左足が6点、頭で2点。そして今季ここまでの10ゴールも左右の足でそれぞれ5点ずつを奪っている。そんな万能型FWがバイタルエリアを攻略するうえで意識していることとは?

――◆――◆――

 試合の時間帯や点差も、状況によっても変わりますが、バイタルエリアに入ったら、やっぱり一番はゴールを意識しています。常にゴールから逆算して、点を取るために一番何がいい選択なのかというのを考えていますね。複数の選択肢の中で一番確率が高いプレーを選ぶのが重要だと思います。あとは良い状態でボールを受けられるように、身体の向きも大事にしています。
 
 自分の強みはいろんな形からゴールを決められるところです。両足で蹴れるのも武器だと思っています。あとは何かができない選手ではなく、何でもできるフォワードになりたいといつも思っているので、逆に言えば、これといった自分の形というのはありません。その時々の状況に応じて、どんな場面でも点を取れるのは長所だと思っていますし、そこをこれからもどんどん伸ばしていきたいですね。

 自分のプロ入り後のゴールで好きなのは、昨シーズンのホームで戦った徳島戦(2-2)の得点で、駆け引きをしてからの裏抜け、トラップが上手くいって理想的でした。今季のホームでのファジアーノ岡山戦(2-1)で、クロスの折り返しに反応して決めたゴールもイメージ通りでした。

 やはりチームが苦しい時に点を取れたり、勝利をもたらすようなゴールを決められる選手が、僕の理想のストライカー像です。
 
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