「どちらかと言えば周りをよく見て堅実なプレーをする子だった」(本田監督)
試合後、小川本人に本田監督が観戦に訪れていたことを話すと、「本当に観に来ているとは思っていませんでした。一昨日に僕が本田先生に電話をして、『日曜日は平塚で試合がありますよ』と伝えたら、『そうか、行けたら行くわ』と話していたくらいで、本当に来てくれていたとは思いませんでした」
間違いないことは、恩師が喜ぶような姿を見せることが出来たこと。積極的な前半と堅実な後半と、ふたつの大人のプレーを恩師の前で見せられたのは、孝行息子と言うべきか。
「諒也があんなに貪欲に、強気でプレーしているのには少し驚いたね。どちらかというと、周りをよく見て、堅実なプレーをする子だったから」という本田監督の印象を伝えると、「高校時代は立場的にもチーム全体のことを考えてやっていましたから。今は年齢が下ですし、周りが『どんどん仕掛けていいよ』とサポートしてくれるので、積極的にやれていると思います」と笑顔を見せた。
「今年は去年と比べて、まったく違う1年になっている。でも満足していないし、もっと活躍できる選手になりたい。太田宏介選手のように、どんなにマークをされていても、確実にチャンスを演出する選手は凄い。僕はそれ以上のレベルに行かないといけないと思っています。『2年目だから』ではなく、チームの軸となれるようにやりたいと思います」
これからも恩師により成長した姿を見せるべく、若きサイドアタッカーは貪欲かつ堅実に前進をし続ける。
取材・文:安藤隆人(サッカージャーナリスト)
間違いないことは、恩師が喜ぶような姿を見せることが出来たこと。積極的な前半と堅実な後半と、ふたつの大人のプレーを恩師の前で見せられたのは、孝行息子と言うべきか。
「諒也があんなに貪欲に、強気でプレーしているのには少し驚いたね。どちらかというと、周りをよく見て、堅実なプレーをする子だったから」という本田監督の印象を伝えると、「高校時代は立場的にもチーム全体のことを考えてやっていましたから。今は年齢が下ですし、周りが『どんどん仕掛けていいよ』とサポートしてくれるので、積極的にやれていると思います」と笑顔を見せた。
「今年は去年と比べて、まったく違う1年になっている。でも満足していないし、もっと活躍できる選手になりたい。太田宏介選手のように、どんなにマークをされていても、確実にチャンスを演出する選手は凄い。僕はそれ以上のレベルに行かないといけないと思っています。『2年目だから』ではなく、チームの軸となれるようにやりたいと思います」
これからも恩師により成長した姿を見せるべく、若きサイドアタッカーは貪欲かつ堅実に前進をし続ける。
取材・文:安藤隆人(サッカージャーナリスト)