チケットを持たないサポーターが大挙。まさかの混乱にも選手たちは動じず熱戦が繰り広げられ、勝者はメッシ交代後に底力を見せつた【コパ・アメリカ戦記】
カテゴリ:国際大会
2024年07月16日
パレデス、ロチェルソ、ラウタロが3人の連係で決勝点を生み出す
アルゼンチンは前回大会に続く連覇達成。それも、ワールドカップ優勝を挟んでのビッグタイトル3連覇である。
またしてもチームをタイトル獲得に導いた、リオネル・スカローニ監督が語る。
「このチームからは驚かされてばかりだ。チームは常に何か特別なことを与えてくれる。彼らのプレーを見られるのは嬉しいし、彼らが自分自身をチームに捧げてくれることには本当に感謝している」
今回のコパ・アメリカを振り返ってみると、あたかもメッシのために用意された大会であるかのようだった。
試合会場はメッシのユニホームを着たファンであふれ、試合のハーフタイムには、メッシが出演するビールの、クレジットカードの、ホームセンターの、それぞれCMが大型ビジョンで流される。
またしてもチームをタイトル獲得に導いた、リオネル・スカローニ監督が語る。
「このチームからは驚かされてばかりだ。チームは常に何か特別なことを与えてくれる。彼らのプレーを見られるのは嬉しいし、彼らが自分自身をチームに捧げてくれることには本当に感謝している」
今回のコパ・アメリカを振り返ってみると、あたかもメッシのために用意された大会であるかのようだった。
試合会場はメッシのユニホームを着たファンであふれ、試合のハーフタイムには、メッシが出演するビールの、クレジットカードの、ホームセンターの、それぞれCMが大型ビジョンで流される。
メッシの扱いは、とにかく別格だった。しかし、アルゼンチンはメッシだけのチームではなかった。
怪我のメッシに代わり、ピッチに立ったニコラス・ゴンザレスはサイドからの突破に加え、ヘディングという新たな武器でゴールに迫る。
そして、延長に入って3枚代えで投入された、パレデス、ロチェルソ、ラウタロが3人の連係で決勝点を生み出す。むしろアルゼンチンは、メッシの交代後にその底力を見せつけた。
表彰式後、入場ゲート前に横たわる、折れ曲がった金属柵をよけるようにスタジアムを出た時には、すでに日付が変わっていた。
取材・文●浅田真樹(スポーツライター)
【記事】「狂気の沙汰だ」「もはやサッカーじゃない」コパ・アメリカ決勝でチケットなしのファンが大量侵入し大混乱。異常な光景に世界衝撃!「本当にアメリカで起きているのか」
怪我のメッシに代わり、ピッチに立ったニコラス・ゴンザレスはサイドからの突破に加え、ヘディングという新たな武器でゴールに迫る。
そして、延長に入って3枚代えで投入された、パレデス、ロチェルソ、ラウタロが3人の連係で決勝点を生み出す。むしろアルゼンチンは、メッシの交代後にその底力を見せつけた。
表彰式後、入場ゲート前に横たわる、折れ曲がった金属柵をよけるようにスタジアムを出た時には、すでに日付が変わっていた。
取材・文●浅田真樹(スポーツライター)
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