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“真夏の祭典”インターハイを制するのは? 大本命の大津、昨年覇者撃破の鹿島学園、個性が強烈な静岡学園、1回戦から好カードがずらり【総体展望】

カテゴリ:高校・ユース・その他

安藤隆人

2024年07月08日

玉田圭司新監督就任の強豪も

 最後に帝京安積から桐光学園までのゾーン。ここには今大会大本命と呼ばれる大津がいる。プレミアWESTで前期を独走首位で折り返した大津は、リーグ断トツの13ゴールを叩き出し、得点ランキング1位を独走するFW山下景司、7ゴールのMF嶋本悠大、6ゴールのMF兼松将と、リーグ11試合で40得点を叩き出す圧倒的な攻撃力を持つ。さらに最終ラインには190センチのCB五嶋夏生、181センチの村上慶など抜群の守備力を誇るタレントを有し、攻守ともに隙のないチームだ。

 だが、横綱を狙う個性的なチームがこのブロックに多くいる。大津と初戦で当たる阪南大高もプリンス関西1部で2位につける難敵で、その先に待ち構える福岡大若葉は初出場だが、フィジカルとスピードを兼ね揃えた強度の高いあなどれないチーム。さらにその先にはプレミアEAST5位で、FW鄭志鍚、MF長璃喜、山口豪太、大谷湊斗、GK佐々木智太郎など昨年からのメンバーが中心となり、玉田圭司新監督のもとでボールを支配しながら縦に連動をしていくサッカーを展開する昌平がいる。
 
 逆ブロックには立正大淞南や4大会ぶりの出場を果たした作陽、昨年度のインハイ準優勝校の桐光学園と実力派がおり、かなりの激戦ゾーンとなるだろう。

 福島の夏を彩る52チーム。固定開催初年度の王者はどのチームになるのか。熱い戦いに目が離せない。

取材・文●安藤隆人(サッカージャーナリスト)

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